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格差を解消していくために 講演とグループ討論で考える
第28回働く女性の交流集会参

2025/10/12
参加者からそれぞれの職場でのたたかいが報告された=10月12日、神戸市兵庫区

 「ジェンダーや雇用形態による格差を変えていくために.職場からできること.」をテーマに、第28回働く女性の交流会が10月12日、神戸市内で開かれた。
 昨年の「職務評価を武器に」という提起に続き大槻奈巳さん(聖心女子大学教授)の講演「格差を解消するために.職場重視モデルからの考察&同一価値労働同一賃金」に学んだ。
 「同一価値労働」と「価値」の入る意味がよく分かったとの感想も多かったが、看護師と施設介護職員、ホームヘルパーの職務評価を比較すると、看護師100に対し、施設介護職員も100、ホームヘルパー87なのに、時給を見ると、100、75、64となってしまう。具体的に職務を検討し、見える化が大切だとの指摘があった。
 また、女性のキャリア形成に向けて、社会との関わり方も大切で、他者のために社会活動をすること、自分がどう生きたいかを考え、切り拓く力も重要だとの提起があった。女性自身の主体的な生き方も問われている。
 グループ討論では、①「人事評価を勝手に雇い止めに使うことは許せない」と交渉を続ける労働組合、②給食の民間委託を新聞発表で押し切ろうとする当局に対し、組合で交渉を続けている報告、③客との対応に判断と責任を求められる仕事なのに、「電話番だけだから最低賃金で当然」という当局に、2人でユニオンに加入し、裁判闘争や労働委員会斡旋で立ち向かい、今年の春闘では正規と同等の賃上げを勝ち取ったという報告などがあった。労働組合に結集すること、闘い続けること、みんなで支援することの大切さを確かめ合った。
(小城)