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ハラスメント相談へセミナー実施
ひょうご労安センターなどが主催

2025/10/01
「ハラスメント相談にどう向き合うのか」をテーマに高尾奈々弁護士が講演=10月1日、神戸市中央区

 ひょうご労働安全衛生センターなどが主催したハラスメント相談員向けのセミナーが10月1日、神戸市内で開かれ、各関係団体から参加した約30人が、「ハラスメント相談にどう向き合うのか」をテーマにした高尾奈々弁護士( 大阪労働者弁護団)の講演に学んだ。
 高尾さんは冒頭、「ハラスメントは人権侵害である」と強調。相談現場で迷わないためのポイントと課題の整理として、パワハラ、カスタマーの両ハラスメントについて詳細な資料を基に対象、定義、違法・合法の判断基準、事例検討、予防に向けて労働組合が出来ることなどを説明した。
 参加者からは、「部下からのパワハラをどう考えたらよいのか」「パワハラをめぐる団交で会社はそれを認めようとしないが、認めることで何が変わるのか」「パワハラはフリーランスも対象となるのか」「パワハラは受ける労働者によって感じ方が違う。平均的な労働者の感じ方では括れないのでは」など多くの意見や質問が出て、講師がこれらに応答した。
 仕事によるストレスが原因で精神障害を発症する人が後を絶たないが、10月10日の「世界メンタルヘルスデー」に合わせて全国労働安全衛生センター連絡会議が10、11日の両日、全国一斉の電話相談窓口「メンタル労災・ハラスメントホットライン」を設けた。県内では、ひょうご労働安全衛生センター、ひょうごユニオン、ひょうご働く人の相談室が相談に対応した。
(菊地)