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山形・米沢で全国交流会
講演や分散会で“政治”を考える
新社会党青年学生委員会

2025/09/13
兵庫からも3人が参加して先の参院選闘争などを振り返った=9月13日、山形県米沢市

 新社会党青年学生委員会は9月13、14日の両日、第21回全国交流会を山形県米沢市で開き、全国から18人が参加した。
 交流会では、九里廣志さん(学校法人九里学園理事長、九里学園高等学校校長)から「国際秩序と日本の役割 私たちが持つべき視点とは」と題した講演を受けた。九里さんは、「いろいろな国の人と交流を持ちお互いを理解し合えるようにすることが大事。また、命と人権を大切にすること。そして戦争をさせないこと。戦争は最大の人権侵害であり、戦争をさせないようにするのが政治だ」という趣旨を語った。
 講演後は分散会でお互いの職場報告を行い、職場での悩みや労働組合の課題や取り組みについて話し合った。
 2日目は活動報告として兵庫と東京から市会議員選挙と参議院選挙についての取り組みの報告を受けたのち、2つの報告と講演をもとに「政治とは何か?政治の役割を考える」をテーマにした分散会を開いた。この中では、「組織内候補を抱える中でかい正康さんへの投票呼びかけはなかなか難しかった。自分の家族ぐらいにしか頼めなかった」などの話が出た。
 日々変化していく社会・政治情勢の中で課題は多いが、自分たちの「ぶれない主張」を展開して平和と人権が守られる社会をめざして行動していくことの大切さを確認しえたと思う。自分たちが誰に何を伝えるか?、そのことを改めて考える交流会となった。
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