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おんなの目(2025年10月8日号)
参政党と新社会党
2025/10/08
それは2022年7月の参議院選挙の時だった。5.6人の仲間と共に、私は姫路駅前で社民党の候補として立候補している新社会党員のビラを配っていた。他にも同様にビラを配っている7.8人のグループがいた。参政党だった。こちらより多い。私の心の奥底で張り合う気持ちが起きた。街ゆく人は無関心でビラの受け取りは悪かった。横目で見ていると参政党も悪かった。少し安堵。そのうち、路上にたむろする人が増え自民党の街宣車がやって来た。後に万博大臣になる医師で二世議員の候補者だ。本人はいなかったが、動員があってか人だかりがして賑やかだった。「自民党が羨ましい」等と参政党の人と同病相憐れんで、話した。
その頃、参政党はワクチンや農薬、食品添加物に反対し有機農業を推奨する政党だと私は勝手に思っていた。今まで政治に無関心だった子育て世代がコロナのどさくさや食育で不安になり、フワッと集まったイメージだった。党首の神谷宗幣もホリエモンや前澤友作のようなIT長者で、道楽で政治をやっていると思っていた。そしてテレビで見た参政党の集会では、物事を深く考えたこともなさそうな喋りの下手な人にもマイクが回り、思い思い好き勝手なことを喋っていた。ぶっ飛んだ内容でも馬鹿にされることなく、参加している人はありのままの自分を受け入れてくれる政党と思ったであろう。
その参政党が、あの同病相憐れんだ参政党が、2025年の参議院選挙で大躍進した。新社会党の候補者は6千票も減らしたのに、何故だ。参政党は国会議員を増やすための王道を行っていた。彼らは地道に支持を広げ、着実に地方議員を増やした。その数は150議席になると言う。
だが、参政党の実態は、エコロジストの政党ではなく、ヒトラーもびっくりの排外主義の極右ポピュリスト政党だった。党首の神谷はIT長者でも何でもなく元自民党市議で日本会議にも関係があり、彼らが掲げる憲法案は、大日本帝国憲法の方がまだ文明開化していると言うぐらいの酷い代物だ。支持者の中には依然として、エコロジストの党と思っている人がいるのか。それとも、有機農業のためなら人権無視や靖国参拝も良いではないかと思っているのか。同じ右翼なら金にまみれた2世、3世の自民党安倍派よりマシと思ったか。世の中は、いろいろな要素が複雑に絡み合い時代の空気感のようなものが出来上がり、それが何となく正しく思えて大衆は流されていく。今は欧州も米国も排外主義の極右ポピュリズムが台頭している。日本もその空気を吸って、ネトウヨやトンデモ右派が大手を振って闊歩し、参政党は追い風に乗った。
だが、いつかきっと左派リベラルの時代が来ると私は信じている。平和と人権と正義と環境を重視し、高い理想を掲げ人々に進むべき道を指し示す。それは、戦争という恐ろしいほどの犠牲を払った後かもしれない。その時まで何としても新社会党は生き残らなければならないのだ。
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その頃、参政党はワクチンや農薬、食品添加物に反対し有機農業を推奨する政党だと私は勝手に思っていた。今まで政治に無関心だった子育て世代がコロナのどさくさや食育で不安になり、フワッと集まったイメージだった。党首の神谷宗幣もホリエモンや前澤友作のようなIT長者で、道楽で政治をやっていると思っていた。そしてテレビで見た参政党の集会では、物事を深く考えたこともなさそうな喋りの下手な人にもマイクが回り、思い思い好き勝手なことを喋っていた。ぶっ飛んだ内容でも馬鹿にされることなく、参加している人はありのままの自分を受け入れてくれる政党と思ったであろう。
その参政党が、あの同病相憐れんだ参政党が、2025年の参議院選挙で大躍進した。新社会党の候補者は6千票も減らしたのに、何故だ。参政党は国会議員を増やすための王道を行っていた。彼らは地道に支持を広げ、着実に地方議員を増やした。その数は150議席になると言う。
だが、参政党の実態は、エコロジストの政党ではなく、ヒトラーもびっくりの排外主義の極右ポピュリスト政党だった。党首の神谷はIT長者でも何でもなく元自民党市議で日本会議にも関係があり、彼らが掲げる憲法案は、大日本帝国憲法の方がまだ文明開化していると言うぐらいの酷い代物だ。支持者の中には依然として、エコロジストの党と思っている人がいるのか。それとも、有機農業のためなら人権無視や靖国参拝も良いではないかと思っているのか。同じ右翼なら金にまみれた2世、3世の自民党安倍派よりマシと思ったか。世の中は、いろいろな要素が複雑に絡み合い時代の空気感のようなものが出来上がり、それが何となく正しく思えて大衆は流されていく。今は欧州も米国も排外主義の極右ポピュリズムが台頭している。日本もその空気を吸って、ネトウヨやトンデモ右派が大手を振って闊歩し、参政党は追い風に乗った。
だが、いつかきっと左派リベラルの時代が来ると私は信じている。平和と人権と正義と環境を重視し、高い理想を掲げ人々に進むべき道を指し示す。それは、戦争という恐ろしいほどの犠牲を払った後かもしれない。その時まで何としても新社会党は生き残らなければならないのだ。