↓メインコンテンツへジャンプ
平和・
人権
・
正義
・
環境
menu
CLOSE×
トップ
トピックス
イベント
選挙
新社会兵庫新聞
新社会兵庫ナウ
改憲の動きをウオッチング
ひょうごミュージアム
バックナンバー
その他
購読募集
新社会党について
新社会党とは
入党のご案内
カンパのお願い
アクセス
議員紹介
リンク集
お問い合わせ
過去記事検索カレンダー
トップ
<
トピックス一覧
トピックス
戦争も核兵器もない世界を
27回を数えたピースフェスタ明石 メインの講演会に210人
2025/09/10
広島県被団協理事長の佐久間邦彦さんが「日本被団協のノーベル平和賞受賞と核兵器廃絶の願い」と題した講演を行った=8月24日、明石市(写真上、写真は実行委員会提供)、5歳の時に明石空襲を経験した人や中国残留難民として苦労した母のことを語った人のお話を聞いた=8月23日、明石市(写真下)
2005年から始まり今年で第21 回を数えた「ピースフェスタ明石.平和・いのち・子ども.」。今年は8月16日から24日までの9日間、アスピア明石北館(ウィズあかし)を会場に開かれ、期間中、メイン行事の講演会をはじめ、戦争体験談の集い、各種のギャラリー展示などさまざまな企画が催された。最終日の子午線ホールでの講演会は広島県被団協理事長の佐久間邦彦さんを招いた講演で210人が参加した。
メイン行事の講演会は、サックス演奏のオープニングで始まり、広島県被団協理事長の佐久間邦彦さんが、「日本被団協のノーベル平和賞受賞と核兵器廃絶の願い」と題した講演を映像での報告も交えながら行った。
佐久間さんはまず、被団協の一員としてノーベル平和賞受賞のためにオスロを訪問したときの行動を映像で紹介。ノルウェーの国会議員との会談や核廃絶を訴えるパレード、授賞式での田中熙巳被団協代表のスピーチのことなどを報告し、「ノーベル賞受賞はうれしい一面、責任の重さも感じる」と思いを述べた。さらに、「受任論」に抗して、原爆被害者だけでなく戦争の被害者と一緒に、戦争を始め遂行した国家の責任としての補償を求める運動を皆さんと共に進めていきたいと訴えた。
佐久間さんは生後9か月で爆心地から3㎞の自宅で母親と共に直接被爆、母親に背負われての避難中、黒い雨にも打たれ、10歳と11歳の時に腎臓と肝臓を患った体験を持つ。そんな立場から、被爆の実相をあらためて伝えるとともに、平和で戦争も核兵器もない世界を、と訴えた。
フェスタでは、23日には「戦争体験談の集い.戦後80年…市民による戦争体験談」が開かれ、矢野蓉子さんの明石空襲を体験したお話や、中国残留婦人2世の安江静子さんの、日中戦争で残留難民となって苦労した母親のお話を聞いた。集いには高校生平和大使の参加もあり、「高校生が平和について伝えたいこと」の発言もあった。
このほか、期間中はウォールギャラリーで「日本被団協の歩みと展望」や高校生が描いた原爆の絵が展示され、23、24日の両日は、「戦後80年 今と昔、平和を考えるギャラリー展」で、戦時下の暮らしの品々や明石空襲の記録、「標的の島・オキナワ」「フクシマを忘れない!」などをテーマとした展示も行われた。
※アイコンクリックでデータをご覧ください。
データ1
データ2
データ3
データ4
データ5
データ6
▲
page top
2005年から始まり今年で第21 回を数えた「ピースフェスタ明石.平和・いのち・子ども.」。今年は8月16日から24日までの9日間、アスピア明石北館(ウィズあかし)を会場に開かれ、期間中、メイン行事の講演会をはじめ、戦争体験談の集い、各種のギャラリー展示などさまざまな企画が催された。最終日の子午線ホールでの講演会は広島県被団協理事長の佐久間邦彦さんを招いた講演で210人が参加した。
メイン行事の講演会は、サックス演奏のオープニングで始まり、広島県被団協理事長の佐久間邦彦さんが、「日本被団協のノーベル平和賞受賞と核兵器廃絶の願い」と題した講演を映像での報告も交えながら行った。
佐久間さんはまず、被団協の一員としてノーベル平和賞受賞のためにオスロを訪問したときの行動を映像で紹介。ノルウェーの国会議員との会談や核廃絶を訴えるパレード、授賞式での田中熙巳被団協代表のスピーチのことなどを報告し、「ノーベル賞受賞はうれしい一面、責任の重さも感じる」と思いを述べた。さらに、「受任論」に抗して、原爆被害者だけでなく戦争の被害者と一緒に、戦争を始め遂行した国家の責任としての補償を求める運動を皆さんと共に進めていきたいと訴えた。
佐久間さんは生後9か月で爆心地から3㎞の自宅で母親と共に直接被爆、母親に背負われての避難中、黒い雨にも打たれ、10歳と11歳の時に腎臓と肝臓を患った体験を持つ。そんな立場から、被爆の実相をあらためて伝えるとともに、平和で戦争も核兵器もない世界を、と訴えた。
このほか、期間中はウォールギャラリーで「日本被団協の歩みと展望」や高校生が描いた原爆の絵が展示され、23、24日の両日は、「戦後80年 今と昔、平和を考えるギャラリー展」で、戦時下の暮らしの品々や明石空襲の記録、「標的の島・オキナワ」「フクシマを忘れない!」などをテーマとした展示も行われた。