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街宣や学習交流の強化を確認
憲法あしやの会が総会と学習会

2025/08/23
総会後の学習交流会では神戸空襲を記録する会の小城智子事務局長の講演を聴いた=8月23日、芦屋市

 「憲法あしやの会」(上原康夫代表)の2025年総会が8月23日、芦屋市内で開催され、月1回の街頭宣伝行動や学習交流会の開催、季刊『憲法あしや』の発行など、これまで以上に取り組みを強めていくことが強調された。
 また、芦屋地労協を軸が、次世代に繋いでいくため、犠牲者名簿の収集とする5団体共闘の一員として取り組んでいる「10・21国際反戦デー」や「5・1反戦メーデー」などの活動の強化も確認された。
 さらに、今秋の取り組みとして、11月15日に対馬丸事件を題材にした「満天の星」の上映会が予定されており、市民へのアピール行動を強めていくことになった。
 総会後の学習交流会では、神戸空襲を記録する会の小城智子事務局長の講演があった。その中で、1 9 7 1 年に発足した「記録する会」の取り組みについて報告があり、空襲犠牲者合同慰霊祭の開催や「平和の碑」に空襲犠牲者の名前を刻む活動などが紹介された。神戸市全体の空襲による犠牲者は7423人とされているが(県発行の『復興誌』)、「平和の碑」への刻銘数はその半分にも達していないことが報告され、「記録することが大切。戦争が終わって80年経つが、次世代に繋いでいくため、犠牲者名簿の収集へ協力を」などの要請があった。
(鍋島)