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もうやめよう あぶない原発!!
「大集会inおおさか」に1200人

2025/06/08
原発依存社会への暴走にストップをかけようと全国から1200人が集まった=6月8日、大阪・うつぼ公園(写真上)、集会で発言するかい正康さん=6月8日(写真下)

 自公政権は、「脱炭素」を口実にして原発を脱炭素電源と規定した「GX脱炭素電源法」を2023年5月末に成立させ、その実体化に向けて「原発の最大限活用」を謳う第7次エネルギー基本計画を今年2月に閣議決定した。これによって原発の60年超え運転や原発の建て替え・新設も目論む。だが、一方では使用済み核燃料の処理・処分法は確立しておらず、その行き場もない。まさに人々の安全や暮らし・自然環境を蔑ろにする原発推進政策の強行だ。こうした動きに抗し、毎年6月に大集会を開いてきた「老朽原発うごかすな!実行委員会」は6月8日、大阪市西区のうつぼ公園で「もうやめようあぶない原発!大集会inおおさか」を開き、1200人が参加した。
 冒頭の主催者あいさつを「老朽原発うごかすな!実行委員会」の中嶌哲演さんが行ったあと、ステージに仕立てたトラックの荷台の長さをフルに使い、同実行委員会が製作した巨大紙芝居「原発依存社会へ暴走する政府と電力会社にNO!を」が披露された。
 その後、青森、女川、柏崎刈羽、愛知・岐阜、能登半島、福井の各地で裁判闘争や原発再稼働反対の運動など脱原発のたたかいに取り組んでいる運動団体代表や東電福島第一原発事故の避難者らからボイスメッセージも交えて次々と活動報告の発言が行われた。
 集会途中に「とめよう!原発依存への暴走」「老朽原発うごかすな」のポテッカーを参加者が一斉に掲げるアクションも行われ、気勢をあげた。政党からのあいさつでは、社民党、新社会党、共産党、緑の党、立憲民主党、れいわ新選組と6政党から50音順に連帯のあいさつがあり、新社会党からは、かい正康さん(新社会党市民運動委員長)が「核と人類は共存できない。原発は直ちにやめろ」と訴えた。
 つづいて労働組合関係からの発言では、平和フォーラム関西ブロック、全労連近畿ブロック、おおさかユニオンネットワークの労働3団体から連帯のエールがおくられた。
 集会は最後に、「一刻も早く原発と決別し、自然エネルギーのみで成り立ち、人や環境が大切にされる社会を目指して前進する」と結んだ「集会宣言」を採択して閉会。
 集会後は、御堂筋を南下して難波まで歩くコースをデモ行進して市民に脱原発をアピールした。

集会会場入り口でかい正康さんが宣伝行動

集会前の1時間、新社会党近畿ブロックとかい正康さんが宣伝行動=6月8日、大阪市西区
 集会に先立ち、新社会党近畿ブロック協議会とかい正康さんは、会場の公園入り口で約1時間にわたり、集会参加者に向けて宣伝行動を行った。
 行動に参加した約30人の党員がチラシを配るなか、党奈良県本部が用意した街宣用の看板や音響装置を使い、かい正康さんはずっとマイクを握り続けて脱原発・自然エネルギーへの転換を訴えた。また、物価高対策と消費税問題、コメ問題、PFAS汚染問題など庶民の暮らしに切り込んで参院選に向けた自らの政策や決意を元気いっぱいアピールした。