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映画で複合差別を学ぶ
「県ネット」が総会とフォーラム

2025/05/25
総会では非正規・パート春闘の取り組みの意義が強調された=5月25日、神戸市中央区

 兵庫県パート・ユニオンネットワーク(略称・県ネット)は5月25日、神戸市内で2025年度定期総会とパート・フォーラムを開いた。県ネットは、自治労県本部臨時非常勤職員等評議会(臨職評)とひょうごユニオンに結集する地域ユニオンなどで構成され、「どこかで誰かが声を上げれば、みんなで駆けつける」をモットーに30年以上活動してきた組織。
 総会では、塚原久雄代表委員が主催者あいさつで「非正規労働者はまともに暮らせない低賃金で、ダブルやトリプルワーク、雇用によらない働き方など厳しさが増している。賃上げ5%超えの春闘も全体の生活改善につながっていない。最賃1500円の実現に向け非正規春闘に取り組もう」と訴えた。
 議案提案では非正規・パート春闘の取り組みが強調され、有期雇用の撤廃、解雇・雇止めの阻止、均等待遇の実現などを求めるパート春闘に取り組むとの運動方針案などすべての議案が承認された。
 パート・フォーラムでは、在日朝鮮人と女性という複合差別を裁判で闘う女性の葛藤と成長を描いたドキュメンタリー映画『もっと真ん中で』を鑑賞。その後は、映画の感想や非正規差別を許さない取り組み、郵政職場で多発する自死への取り組みなどの発言がつづいた。
(菊地)