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きし(来住)文男さんを擁立
社民党、参院選兵庫選挙区に公認候補

2025/05/11
 社会民主党は7月の参院選兵庫選挙区(改選数3)に、公認候補として新人の来住(きし)文男さん(65)を擁立することを7日、発表した。
 来住さんは姫路市出身で、元JR東海職員。今年2月の退職まで東海道新幹線の保線の仕事に携わっていた。国労の役員社会民主党は7月の参院選兵庫選挙区(改選数や社民党京都府連幹事長などを歴任し、現在は兵庫県連国政対策委員長。
 7日に県庁で会見を開いた来住さんは、「ローカル線の廃止反対やパワハラを許さない社会などを訴え、『希望を運ぶ政治』をスローガンにしてたたかう」と決意を語った。
 新社会党兵庫県本部の粟原富夫委員長は、「今回の参院選は、社民党の政党要件の維持の成否がかかる重要な選挙。たんに社民党という政党だけの問題ではなく、護憲勢力総体にとってもたいへん重要な意味を持つ課題だ。兵庫選挙区への来住さんの立候補表明を歓迎する。今後、機関手続きを経て推薦を決め、社民党比例区から立候補を予定しているかい正康さん(新社会党市民運動委員長)の選挙とあわせて、支援していきたい」と述べた。
 兵庫選挙区ではすでに、現職の自民、公明のほか、維新、共産、国民、れいわ、参政、NHK党、無所属(立民推薦)の新人ら9人が立候補の意向を表明しており(5月11日現在)、ほぼ全党派が出揃う様相だ。