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闘いの報告の集会とデモ行進
尼崎地区労・MAYDAYあまがさき

2025/05/01
酒井浩二議長は尼崎市議選での組織内候補のいちのせ剛さんの勝利も訴えた=5月1日、尼崎市

 尼崎地区労が呼びかけた「MAYDAYあまがさき2025」が5月1日夕、尼崎中央公園(阪神・尼崎駅北側広場)で開かれ、約100人が参加した。
 集会は「ベンセレモス」の合唱で幕を開けた。主催者あいさつに立った酒井浩二実行委員長(尼崎地区労議長)は、物価高騰にあえぐ労働者を置き去りにした政治を厳しく批判。あわせて春闘の波及効果が中小零細企業や非正規労働者には届いていない中で、労働組合の価値が問われ続けていると訴えた。そして、6月に行われる尼崎市議会議員選挙で尼崎地区労の組織内候補であるいちのせ剛さんの勝利と、参院選での野党勝利で政治の流れを変えようと訴えた。
 来賓として、大阪労働者弁護団から森博行弁護士が駆けつけ、4月17日、に大阪高裁で言い渡された加茂生コン事件の差し戻し審判決を中心に解説し、関西生コン支部の闘いが労働基本権を守る闘いであることを強調した。
 闘いの報告では、県職労から知事選後の県政混乱問題、武庫川ユニオン三田屋分会から裁判闘争の報告、そして全日建連帯関西生コン支部から京都事件での完全勝利判決などの報告が行われた。
 メーデー宣言を採択して集会を終え、物価対策や最賃1500円の実現、反戦・平和を求めるシュプレヒコールを元気に上げながら阪神・出屋敷駅までデモ行進を行った。
(塚原)