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再発足の総会と記念講演会
明石神戸PFAS汚染と健康を考える会
2025/04/13
岡山県吉備中央町の住民団体からの報告や専門家による講演あった=4月13日、明石市
明石川のPFAS汚染問題について学習会や住民の血液検査、市や県への要請活動などに取り組んできた「明石川流域のPFAS汚染を考える会」は、汚染源や影響が明石市に限らず神戸市にもまたがっていることなどから、このたび「明石神戸PFAS汚染と健康を考える会」(渋谷進代表)として再発足。その設立総会が4月13日、明石市内で開かれた。
午後からは記念講演会として、全国で初めて公費による血液検査を実施させた岡山県吉備中央町の住民団体などからの報告や講演を受けた。
吉備中央町の小倉博司さん(円城浄水場PFAS問題有志の会代表)は、水道水に国の目標値の16.28倍にあたるPFOAが検出されていたが住民には知らされず高濃度汚染水を飲まされ続けていたこと、基地や大企業など汚染源のないはずの高原台地の町での汚染原因はPFAS除去に使われた使用済活性炭であったことなどを、ある日突然、町から知らされたと報告。問題発覚後、すぐに地元の40代女性らが多く集まって住民団体を発足させ、町に働きかけて公費で住民709人の血液検査を実現させた経過なども報告。「血液検査の結果を受けて今後どうするかの問題意識や方針が、国・県はもとより町にもないことが非常に悩ましい」と語った。汚染対策や環境回復にかかる多額の費用は、一企業だけで負えるものではないが、黙っていたら放置されてしまうので、子どもたちや将来のために、汚染者負担の原則で企業や国、自治体に責任を取らせるために、『PFAS基金』(仮称)を創設したいとも語った。
記念講演会ではこのほか、小泉昭夫・京都大学名誉教授や原田浩二・京都府立大学教授による最新の報告や、「大阪PFAS汚染と健康を考える会」からの連帯あいさつがあった。
(彩)
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明石川のPFAS汚染問題について学習会や住民の血液検査、市や県への要請活動などに取り組んできた「明石川流域のPFAS汚染を考える会」は、汚染源や影響が明石市に限らず神戸市にもまたがっていることなどから、このたび「明石神戸PFAS汚染と健康を考える会」(渋谷進代表)として再発足。その設立総会が4月13日、明石市内で開かれた。
午後からは記念講演会として、全国で初めて公費による血液検査を実施させた岡山県吉備中央町の住民団体などからの報告や講演を受けた。
吉備中央町の小倉博司さん(円城浄水場PFAS問題有志の会代表)は、水道水に国の目標値の16.28倍にあたるPFOAが検出されていたが住民には知らされず高濃度汚染水を飲まされ続けていたこと、基地や大企業など汚染源のないはずの高原台地の町での汚染原因はPFAS除去に使われた使用済活性炭であったことなどを、ある日突然、町から知らされたと報告。問題発覚後、すぐに地元の40代女性らが多く集まって住民団体を発足させ、町に働きかけて公費で住民709人の血液検査を実現させた経過なども報告。「血液検査の結果を受けて今後どうするかの問題意識や方針が、国・県はもとより町にもないことが非常に悩ましい」と語った。汚染対策や環境回復にかかる多額の費用は、一企業だけで負えるものではないが、黙っていたら放置されてしまうので、子どもたちや将来のために、汚染者負担の原則で企業や国、自治体に責任を取らせるために、『PFAS基金』(仮称)を創設したいとも語った。
記念講演会ではこのほか、小泉昭夫・京都大学名誉教授や原田浩二・京都府立大学教授による最新の報告や、「大阪PFAS汚染と健康を考える会」からの連帯あいさつがあった。