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神戸空襲から80年
空襲を語り継ぐ犠牲者慰霊祭
神戸空襲を記録する会が営む
2025/03/17
式典では2人の空襲体験者と1人の遺族が体験とともに戦争と平和への思いを語った=3月17日、神戸市兵庫区・薬仙寺
太平洋戦争末期の1945年、米軍機による無差別爆撃を何度も受け、神戸市では8千人以上が亡くなったとされるが、そのなかでも3月17日の大空襲で市の西部は壊滅的な打撃を受け焦土と化した。それから今年で80年になる。
その大空襲に因み、神戸空襲の犠牲者を弔う合同慰霊祭が今年も3月17日、兵庫区の薬仙寺で営まれた。神戸空襲を記録する会が主催して1972年に始まり、今年で第54回目。
約80人が参列して冒頭、ウクライナやガザの犠牲者を含め、戦争で亡くなった人々への黙とうを捧げた。読経のあと、2人の空襲体験者と1人の遺族が当時の自らの体験や親から聞いた話、そして自分の戦争や平和への思いを語った。それぞれの空襲時の恐怖、空襲直後に目にした惨状、家族を失った悲しみ、そして平和への熱望がいずれも重く響いた。
こうした戦争の実相を後世に継承していこうとする若者の活動も紹介され、核兵器廃絶に取り組む高校生平和大使からの発言があり、空襲体験者から聞いた話を絵にして伝えようとする舞子高校生の取り組みも紹介された。
主催の同会事務局長の小城智子さんは、今後の同会の取り組みについて、「戦争の記憶を次世代にどう継承していくかが今後の大きな課題だ」と語り、第21回戦跡ウォーク(6月1日)や25年度の戦跡ボランティア育成講座( 4 月、11月の計4回)などの行事予定を紹介した。また、7月には「戦後80年 神戸空襲をつなぐ」という本の出版や8月にはシンポジウムの開催も予定しているという。
参列者は、式典後、同寺の境内にある神戸空襲犠牲者の慰霊碑に献花を行い平和を祈った。
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太平洋戦争末期の1945年、米軍機による無差別爆撃を何度も受け、神戸市では8千人以上が亡くなったとされるが、そのなかでも3月17日の大空襲で市の西部は壊滅的な打撃を受け焦土と化した。それから今年で80年になる。
その大空襲に因み、神戸空襲の犠牲者を弔う合同慰霊祭が今年も3月17日、兵庫区の薬仙寺で営まれた。神戸空襲を記録する会が主催して1972年に始まり、今年で第54回目。
約80人が参列して冒頭、ウクライナやガザの犠牲者を含め、戦争で亡くなった人々への黙とうを捧げた。読経のあと、2人の空襲体験者と1人の遺族が当時の自らの体験や親から聞いた話、そして自分の戦争や平和への思いを語った。それぞれの空襲時の恐怖、空襲直後に目にした惨状、家族を失った悲しみ、そして平和への熱望がいずれも重く響いた。
こうした戦争の実相を後世に継承していこうとする若者の活動も紹介され、核兵器廃絶に取り組む高校生平和大使からの発言があり、空襲体験者から聞いた話を絵にして伝えようとする舞子高校生の取り組みも紹介された。
主催の同会事務局長の小城智子さんは、今後の同会の取り組みについて、「戦争の記憶を次世代にどう継承していくかが今後の大きな課題だ」と語り、第21回戦跡ウォーク(6月1日)や25年度の戦跡ボランティア育成講座( 4 月、11月の計4回)などの行事予定を紹介した。また、7月には「戦後80年 神戸空襲をつなぐ」という本の出版や8月にはシンポジウムの開催も予定しているという。
参列者は、式典後、同寺の境内にある神戸空襲犠牲者の慰霊碑に献花を行い平和を祈った。