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地域ユニオンあちこちあれこれ450
若い組合員誕生で組織活性化
2025/04/09
今年初めての労働相談が1月にあった。相談者のAさんはB会社勤務。労働相談の内容は、第1は「組合に加入するのは簡単ですか?」というものだった。なぜ必要なのかを聞いてみると、Aさんは職場での問題を話し始めた。「会社の代表は給与に関してこちらの了承もなしに、売り上げは上がっているはずなのに給与を減らしたりする」。さらに、「しかも、一度も会社に来たことのない、働いている実績のない配偶者には我々よりたくさんの給与を与えている」。また、「ボーナスも多少はあるが、代表のサジ加減で金額も大きく変わる」というように、職場の酷い実態がつぎつぎと明らかにされてきた。
代表とは、個人所有の車を営業に使わせていることについて話をしたが、「その車を使わないなら賃金を下げる」と言われたそうだ。こうしたことからも労働組合の力を借りたいと思い、ネットで検索してひょうごユニオンにたどり着いたようだ。
ユニオンとしては、こうした実態が事実であることを客観的に証明できるかどうかが問題であることを話し、これからも職場での問題点や疑問点などを正確にメモしておくことを助言した。
また、Aさんには職場で話ができる人はあと2人はいるということで、2回目の個々面接では3人と話をした。その結果、ひとりは「代表が新しい賃金表を出してから考えたい」ということで、さらにもうひとりは「交渉の時、代表の前に座ることに抵抗がある」ということなどで、2人の今回の労組加入は見送ることにした。私も2人の気持ちはよく理解できた。そして、これが目に見えない会社の圧力なんだと私自身は思った。
しかし、今回の加入は、1人増えたということにとどまらない要素がある。加入者の若さとその人には話し合いができる仲間が職場にいるということだ。これから一緒に学びながら組織づくりを進めたいと思う。
岡田一雄(但馬ユニオン書記長)
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代表とは、個人所有の車を営業に使わせていることについて話をしたが、「その車を使わないなら賃金を下げる」と言われたそうだ。こうしたことからも労働組合の力を借りたいと思い、ネットで検索してひょうごユニオンにたどり着いたようだ。
ユニオンとしては、こうした実態が事実であることを客観的に証明できるかどうかが問題であることを話し、これからも職場での問題点や疑問点などを正確にメモしておくことを助言した。
また、Aさんには職場で話ができる人はあと2人はいるということで、2回目の個々面接では3人と話をした。その結果、ひとりは「代表が新しい賃金表を出してから考えたい」ということで、さらにもうひとりは「交渉の時、代表の前に座ることに抵抗がある」ということなどで、2人の今回の労組加入は見送ることにした。私も2人の気持ちはよく理解できた。そして、これが目に見えない会社の圧力なんだと私自身は思った。
しかし、今回の加入は、1人増えたということにとどまらない要素がある。加入者の若さとその人には話し合いができる仲間が職場にいるということだ。これから一緒に学びながら組織づくりを進めたいと思う。