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米軍Xバンドレーダー基地反対近畿連絡会が京都で旗開き 2.2

2025/02/02
 政府の戦争準備政策として、近畿でも自衛隊舞鶴基地所属のイージス艦へのトマホーク搭載計画、京都府精華町の祝園ミサイル弾薬庫建設、そして、京丹後の米軍Xバンドレーダー基地の強化と、一段と基地の強化・固定化が進んでいる。
 建設から10年を経過した米軍Xバンドレーダー基地をめぐっては、日米韓のレーダー情報の即時共有開始による機能強化、日米共同軍事訓練の拡大・強化、土地利用規制法にもとづく基地周辺の「特別注視区域」への指定など基地強化と監視体制の強化が進む一方、米軍関係者による交通事故多発、発電機騒音被害など、住民の「安心・安全」を脅かす事態は今も続いている。
 こうした中、米軍Xバンドレーダー基地反対近畿連絡会は2月2日、京都市内で恒例の旗開きを開催した(写真)。冒頭、大湾宗則代表世話人が「沖縄や韓国では民衆がリスクを冒して頑張っている。私たちももっと本気になって闘う戦線を作りあげるため、今年は反転攻勢の年にしたい」とあいさつ。永井友昭・京丹後市議からは「昨年は皆さんのおかげで何とか2期目の当選を果たすことができ、議会では毎回基地問題を取り上げ質疑してきた。今後も皆さんと連携して頑張りたい」と連帯のあいさつを受けた。その後、参加者が和やかに懇親するなか、各府県や諸団体の代表らの発言が続いた。
 なお、今年の京丹後現地集会は6月1日に開催される予定。  
(中村)