2ヵ月ぶりにメンバーが集まっての会議となった第10回実行委員会＝6月29日、神戸市勤労会館
　「辺野古埋め立てＮＯ！」―新基地建設工事の中止を求める意見書採択を神戸市会に求める請願署名運動に取り組む「辺野古請願署名実行委員会」は6月29日、神戸市勤労会館で第10回実行委員会を開き、署名活動の現状の確認し、今後の取り組みになどについて話し合った。
　コロナ禍のため、この間はリモート会議で意見交換などを行ってきたが、メンバーが集まっての実行委員会は2カ月ぶり。
　コロナ感染対策の影響でまだ街頭での通常の署名活動はままならないが、ハガキ様式の署名用紙のポスティングに取り組む人もいて、徐々にでも署名数は増えていることが報告され、チラシのポスティングを増やすことや、政府のイージスアショア配備断念の新たな動きなども盛り込んで辺野古の問題を訴える宣伝用チラシを新たにつくることなども確認した。賛同人の拡大にも引き続き取り組む。
　また、実行委員会では、千葉県我孫子市の市議会が6月18日の本会議で「沖縄県民の意思に寄り添って、沖縄県と真摯に話し合うように求める」とした意見書を公明も含む賛成多数で採決した情報も伝えられた。