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熟年者ユニオン第21回定期総会 結成20年を経て次の一歩へ 熟年者ユニオンが第21回総会

2020/07/21
コロナ禍のために2ヵ月遅れの開催となった総会=6月23日、神戸市勤労会館
 熟年者ユニオン(山粼貢会長)は6月23日、第21回定期総会を神戸市勤労会館で開いた。
 コロナ禍の影響で開催が危ぶまれていたが、予定より2ヵ月遅れの開催になった。感染リスクを考えると、高齢者が一堂に会して集まることに慎重論もあったが、日頃集まる機会が少なく、年に1度の総会でお互いの健勝を確認し合う意義の方が勝り、開催に至った。
 冒頭のあいさつで、山粼会長は「結成から20年、21回目の総会をコロナの感染拡大に配慮し、事態の沈静を待っての開催となった」と切り出し、「この1年は敬老パス・福祉パス制度の維持拡充を求める闘いが中心になったが、闘いの中で多くのことを学んだ。21年目はこれまでの運動の上に立ち、コロナ禍に押し潰されることのない運動を進めよう」と呼びかけた。
 討論では、「神戸市は今のコロナ禍の状況下で三宮再開発をどうするのか」「ユニオン設立20年の記念誌の発行はまだか」「サンドイッチマンデモの参加者の拡大を」「敬老パス・福祉パスの闘いで5団体や年金者組合との共同行動があったが今後も大切に」「サンドイッチマンデモは阪神エリア、明石エリアでも実施場所を変えてやることも考えては」「高塚高校校門圧死事件から30年、今年は7月5日に30回忌集会をやる。30年をまとめた冊子もある」等の発言があった。(加納)