トピックス

25参院選へ 準備本格化
かい正康さん兵庫入り 11・25〜11・30

2024/12/11
芦屋の市民集会で参加者に決意を述べる=11月30日、芦屋市
芦屋では「共に闘う」市民集会
 先の衆院選の敗北で自公は少数与党になり、国会でも少数与党ゆえの厳しい政権運営が始まっている。自公政権をさらに追い詰め、政治を変えていく大きなチャンスが来年夏の参議院選挙だ。新社会党は、この参院選に社民党・比例区からかい正康さん(新社会党市民運動委員長)が立候補して闘うことを4月に決定し、準備活動を進めてきたが、総選挙も終わり、かい正康さんの活動にさらに力が入る。かい正康さんは11 月25日から30日まで兵庫県に入り、神戸市内をはじめ但馬、丹波地方にも出向き、党員との交流や支持者回り、街頭宣伝など、精力的に動き回った。
 かい正康さんの今回の兵庫滞在の最後の日程が、11月30日に芦屋市で開かれた「かい正康とともに 市民集会」。参加した約30人を前に、かい正康さんは「自分には政党の大小は関係ない。選挙に勝つということしか考えていない。そのためには皆さんから言われたことは何でもする」と、改めて勝利への決意を熱く語った。
 この決意を受け、「かい正康とともに―、各自が現場で闘う」という立場から、山口みさえ芦屋市議をはじめ、県職労、ユニオンあしや、芦屋市の非正規職員、西宮市の市民運動の5人の仲間がそれぞれの活動や決意を報告しあって、連帯感を共有した。
神戸でも支持者へのあいさつや街宣行動
 かい正康さんの今回の兵庫での最初の行動は11月25日。党県本部女性委員会であいさつののち、全港湾神戸支部山陽バス分会を訪ね、バスの運転手らと交運関係の問題を中心に交流を行った。
 26日は、神戸市中央区であわはら富夫神戸市議と一日中行動を共にした。早朝はポートライナー三宮駅前であわはら市議定例の街頭宣伝行動に参加。あわはら市議とともに通勤客らにマイクで訴えた。その後は、党の友誼団体へのあいさつ回り。昼休しっかり公約は訴えたが、流されたデマや誤解の訂正から話を始めなければならないという事態にもなっていた。みには全港湾義神戸支部義勇海運分会を訪ね、組合員らと交流の場を持ち、激励を受けた。
 翌27日は東灘区入り。岡粼宏美委員長も同行して支持者宅を訪ねるとともに、大きな物流倉庫が立ち並ぶ区南部の深江浜などに出かけ、元トラックドライバーとして大型トラックの運転手に向けたマイク・アピールを行った。なかにはトラックのドアを開け、直にかい正康さんの話を聞いてくれる運転手もいた。
但馬では350㌔の行程を走破
 28日からは初めて但馬地方を訪問。地元の岡田一雄・党但馬支部委員長の案内で、党員・党友、機関紙読者、但馬ユニオン組合員らの職場や自宅20か所を訪問。事前の準備も万全で訪問先の全員と会え、かい正康サポーターズの会をつくるべく支持の拡大要請を行った。
 途中、大きなスーパーの前ではマイクを使った街頭宣伝行動も組み入れた。但馬では西は鳥取県境の浜坂まで足をのばし、1日の走行距離は350㌔にのぼった。