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落語でマイナ保険証問題をアピール
憲法を生かす会・垂水

2024/11/17
自作の創作落語でマイナ保険証の問題をおもしろく、わかりやすく訴えた都亭アロハさん=11月17日、神戸市垂水区

 自公政権は、12月2日から現行健康保険証の廃止(新規・再発行がなくなる)を強行した。国民の間に混乱と不安が広がっているなかで新社会党や憲法を生かす会などは、「マイナ保険証の強制あかん。現行保険証も残せ」と主張してきたが、憲法を生かす会・垂水は11月17日、「落語でわかるマイナ保険証」と題した垂水憲法カフェを開催した。
 12月2日以降も手持ちの保険証は有効期限まで使え、期限後はマイナ保険証がなければ手続きなしで送られてくる「資格確認証」で保健医療は受けられるが、あらためてマイナ保険証の強制に反対し、現行保険証も残す運動を強めようとする一環だ。
 落語での憲法カフェは、8月の「落語でわかる介護保険」につづき2度目。都亭アロハさんが、アマチュアながら30人の客席を沸かす大熱演。マイナ保険証問題への理解も深まり、落語も大喝采を浴びた。
 また、今回のカフェではろっこう医療生協六甲道診療所の羽田野事務長が医療現場でのマイナ保険証関連の事務や窓口での応対の実態、医療保険制度を通した(政府筋からの)誘導の状況などを報告した。
(門永)