佐野修吉さんが講師の学習会

　憲法あしやの会の主催による学習交流会が11月２日、芦屋市民センターで開かれた。テーマは「どうなる？どうする？マイナ保険証」で、参加希望者から事前質問が寄せられるなど関心の高さを感じさせた。
　講師の佐野修吉さん（憲法を生かす会・西神戸連絡会事務局長）に、12月２日から何が変わるのかなどの質問を伝え、講師からは、現行保険証（有効期限内）でも、新規発行される資格確認書（申請をしなくても届く）でも、従来と変わることなく受診できることなどの答えが返ってきた。
　一方で、マイナ保険証はマイナンバーカードの取得や更新の手続きが必要なことが説明されるとともに、現状では数少ない利用でもトラブルが相次ぎ利用率は上がっていない中でも（ ８ 月末で８・３％）、政府や経済界がなぜマイナ保険証を推進するのかの理由についても説明があった。
　参加者からは、マイナ保険証を所持しない人やマイナ保険証の登録解除をしたい人への情報が極めて少ないことなど、予定の閉会時間を過ぎても質問が続き、この問題をさらに市民に広げていくことの必要性が確認された。