トピックス

知事選稲村和美さん立候補
県民本位の県政を決意

2024/10/23
新社会党 支援を決定
 兵庫県議会で全会一致で不信任決議が可決された前知事の失職に伴い、10月31日告示、11月17日投開票で行われる兵庫県知事選挙をめぐり、前尼崎市長の稲村和美さん(51歳)が8日、県庁で記者会見を行い、無所属で立候補することを正式に表明した。政党の推薦は求めない方針。

稲村和美さん
1972年生まれ。奈良県立奈良高校を卒業して1992年、神戸大学法学部に入学。在学中に阪神・淡路大震災が発生し、ボランティア活動に熱心に携わる。大学卒業後は証券会社勤務を経て、2003年に兵庫県議に初当選。県議を2期務めた後、2010年12月、尼崎市長に当選。3期12年務めた。

 稲村和美さんの立候補の意向はすでにマスコミでは報道されていたが、8日の会見では立候補の決意に至る具体的なきっかけなども述べた。この間、知り合いの県議や知人、県内の市町の首長らから「兵庫県を何とかしてほしい」と出馬の要請を受けていて、「県政の混乱と停滞をこのままにはしておけない。これまでの県議や市長の経験を生かして求められる役割は担える」と、前知事が失職と出直し選挙への出馬を表明した9月26日に自分も決断したと語った。
 すでに稲村和美さんを支援する市民団体「ともにつくる兵庫みらいの会」も立ち上がり、稲村和美さん自身も連日、活発に活動を進めている。
 稲村和美さんが公約の柱に掲げているのは、「県民主役」「地域力向上」「未来への責任」の3本柱。今後、政策はさらに具体化していく。
 知事選には目下、稲村和美さんを含め、7人が出馬を表明しているが、斎藤前県政に代る県民本位の県政への転換には稲村和美さんが最適任だ。
 新社会党兵庫県本部は、勝手連的に稲村和美さんを支援することを県本部執行委員会で決めた。

総選挙・新社会党推薦候補
【比例区】 社会民主党
【兵庫12選挙区】
 1区  いさか信彦( 立憲・前・50)
 2区  ふなかわ治郎( 立憲・新・57)
 4区  今泉 まお( 立憲・新・45)
 5区  田村 直也( 立憲・新・45)
 6区  桜井シュウ( 立憲・前・54)
 7区  岡田さとる( 立憲・新・40)
 8区  こむら 潤 (共産・新・49)
 9区  橋本けいご( 立憲・新・35)
 10区 おき 圭子 (立憲・新・53)