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各地の平和運動を報告・交流
新社会党西日本B交流会を神戸で開催

2024/09/28
西日本各地から50人が参加した新社会党西日本ブロック平和運動交流会=9月28日、神戸市 

 新社会党の西日本ブロック平和運動交流会が9月28、29日の両日、神戸市内で開催され、平和運動の一層の強化が誓い合われた。コロナ禍で4年ぶりの開催となったが50人が参加した。
 集会での特別報告として、開催地・神戸から50年を迎える非核神戸方式の経過と意義について粟原富夫県本部委員長(神戸市議)から提起され、神戸空襲を記録する会事務局長の小城智子さんからは、太平洋戦争の戦跡を記録する「神戸平和マップ.私たちの街にも戦争があった」づくりについての報告があった。また、京都からは米軍Xバンドレーダー基地反対闘争の報告が新社会党京都府本部の駒井高之書記長から行われた。
 西日本各地からは、列島の軍事要塞化が強引に推し進められていることを反映し、鹿児島・馬毛島の訓練基地建設反対の闘いや、広島・呉の日鉄跡地に建設予定の軍事基地化反対の取り組みが報告されたほか、各県における護憲平和の共闘運動の現状などについて報告・交流が行われた。
 29日のフィールドワークは、遊覧船で神戸港を一巡。潜水艦を建造・修理している川崎重工や三菱重工などの工場の様子を海上から見学。三菱の工場では、全長80m、建造費800億円の潜水艦が検査でドッグ入りしていたが、参加者はその巨大で異様な潜水艦を目の当たりにし、改めて平和運動の強化を誓い合った。
(鍋島)