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長期の闘争の軌跡も回顧
神戸ワーカーズユニオンが定期大会

2024/08/25
新人組合員の紹介や各分会、支部からの活動報告で交流=8月25日、神戸市中央区

 神戸ワーカーズユニオン(石上敬三委員長)の第38回定期大会が8月25日、兵庫県民会館で開かれた。
 冒頭、石上委員長は、「権田工業分会の長年にわたる闘いは、最高裁の不受理によって会社の不当労働行為が確定した。長い闘いとなり会社に組合員は残っていないが、そのうちの一人が今もユニオンで活動を続けている。先日、社長から謝罪文を手渡されたが、社長の態度からは反省の色は見えない。こういう経営者を許す訳にはいかない」とあいさつした。
 その後、ひょうごユニオンをはじめ県内の地域ユニオンから来賓あいさつがあり、木村文貴子書記長から1年間の活動総括と会計報告、24年度活動方針案と予算案の報告と提案があった。
質疑討論の前には、権田工業分会の闘争の軌跡を資料や写真集を使いながら振り返った。
 質疑討論の時間では新入組合員の紹介が行われたほか、各分会、各支部からの活動報告が行われ、活動の交流となった。大会は最後に「私たちの友だち宣言」を採択し、閉会した。
(K・I)