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「コロナリストラ」への取り組みの継続などを確認 兵庫県パート・ユニオンネットワークが総会

2020/06/30
コロナの影響で今年の総会はパートフォーラムはとりやめ、総会の議事だけとなった=5月31日、明石市

 兵庫県パート・ユニオンネットワークの定期総会が5月31日、明石市のアスピア明石で開かれた。新型コロナの影響で例年行われていたパートフォーラムは行わず、総会のみの開催となった。
 総会では1年間の活動総括や2020年度活動方針、新役員などについて提案がなされ、すべて承認された。
 各地域ユニオンや臨職評からの報告も行われた。昨年10月、姫路市で開催されたコミュニティ・ユニオン全国交流集会は536人が参加して成功を収めたことや、会計年度任用職員制度の問題への取り組みの報告などがあり、それぞれの活動や努力が確認された。
 また、新型コロナ感染拡大に伴って休業や解雇などのリストラ問題が広がる中、「新型コロナウイルス 労働・雇用ホットライン」を他団体との共同で取り組んだが、やはり非正規労働者の相談の割合が高かったことが挙げられ、今後も「コロナリストラ」に対する取り組みを継続していくことを確認した。
 役員改選ではともに長く役員を努めてきた上山史代さんが代表委員を、小西純一郎さんが運営委員をそれぞれ退任した。小西さんは退任あいさつで「医療労働者が命を張って働いている最中、労働組合が休業でいいのか」と労働組合の奮起を改めて訴えた。(石上)