約60人が参加して街頭宣伝、街頭集会、パレードを行い、自民党政治への怒りなどをアピールした＝６月29日、西宮市

　憲法を生かす阪神連絡会も参加する「９条改憲ＮＯ！西宮芦屋市民アクション」など３つの市民団体の呼びかけで西宮で始まった市民の行動「もう黙ってられへん、みんなで行動！」の第３弾が６月29日、阪神西宮駅前で行われ、約60人が参加した。
　まず街頭宣伝を行い、その後の集会では市民のほか、県会議員、市会議員、野党の代表などいろいろな立場から、自民党政治への怒りをはじめ、それぞれの熱い思いをアピールした。
　「戦前、軍国主義が生活を破壊し多くの若者が亡くなった。二度と戦前に戻さないよう命ある限り頑張りたい」「沖縄で少女が米兵に暴行されたが政府は選挙が終わるまで隠していた。政府は米軍による人権侵害・犯罪にも抗議しない」と男女の中高齢者から怒りの訴え。また、西宮市の財政構造改善計画に対し、「市民サービスを削る一方で大規模開発は進める市のやり方は、社会保障を削って軍事費に回す自民党政治と同じ」と訴えた市民活動家。さらに、兵庫県知事のパワハラ問題をめぐり51年ぶりの「百条委員会」設置にむけて努力した女性からは「ネット中継やホームページを見て拡散して欲しい」との訴えも。
　集会後には駅前商店街をパレードした。