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ひょうご描き歩き152
播州清水寺(加東市平木)
2024/07/24
中国道・ひょうご東条ICから約15分、標高552mの御嶽山山頂に西国三十三所第二十五番札所の播州清水寺がある。京都の清水寺と区別するため播州を冠して呼ぶのが通常。寺伝では1800年前(古墳時代)、天竺の僧・法道が創建したとされるが、兵庫県南部には法道仙人を開基とする寺院が多くあり、そもそも法道仙人とは天竺から紫の雲に乗って日本へ渡来したとされる伝説上の人物であるので、この寺の開基は不明。
スケッチの仁王門が駐車場のすぐそばにあり、そこから境内に入り石垣の道を通り平坦な道を歩いていくと薬師堂、大講堂があり、その右側の石段を上がっていくと途中に地蔵堂、鐘楼、上りきると正面に本尊を祀る根本中堂がある。その裏手にはその水面に顔を映すと寿命が3年延びると伝えられる「おかげの井戸」もある。本尊は十一面観世音菩薩で、両脇仏の毘沙門天立像、吉祥天立像と共に30年に一度開帳される秘仏となっている。
1913年(大正2年)の山火事で寺は全焼し、現存の諸堂はすべてそれ以後に再建されたものである。
山頂への道には約600本の桜が植えられており、桜の名所となっている。ご詠歌は〈あはれみや 普(あまね)き門(かど)の品々に なにをかなみのここに清水〉
(嶋谷)
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スケッチの仁王門が駐車場のすぐそばにあり、そこから境内に入り石垣の道を通り平坦な道を歩いていくと薬師堂、大講堂があり、その右側の石段を上がっていくと途中に地蔵堂、鐘楼、上りきると正面に本尊を祀る根本中堂がある。その裏手にはその水面に顔を映すと寿命が3年延びると伝えられる「おかげの井戸」もある。本尊は十一面観世音菩薩で、両脇仏の毘沙門天立像、吉祥天立像と共に30年に一度開帳される秘仏となっている。
1913年(大正2年)の山火事で寺は全焼し、現存の諸堂はすべてそれ以後に再建されたものである。
山頂への道には約600本の桜が植えられており、桜の名所となっている。ご詠歌は〈あはれみや 普(あまね)き門(かど)の品々に なにをかなみのここに清水〉