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党建設と選挙勝利へ決意を共有
総選挙・25尼崎市議選・25参院選
新社会党兵庫県本部が定期大会

2024/06/17
(写真上)大会討論では20人の代議員から発言があり党建設や大衆運動の具体的な取り組みとその成果が報告された、(写真下)大会代議員の前で甲斐正康さん(中央)と岡崎ひろみ委員長、粟原富夫県本部委員長がガッチリ握手=6月17日、神戸市中央区
かい正康さん参院選へ決意
 神戸市新社会党兵庫県本部(粟原富夫委員長)は6月16日、第30回定期大会を神戸市内で開き、この1年間の党建設や大衆運動の取り組みなどの活動を総括し、来る総選挙や参院選の国政選挙とともに、県本部にとっては命運がかかる来年の尼崎市議選での議席引継ぎに全力をあげること、そのためにも必須の課題である党建設にさらにしっかりと取り組むことを意思統一した。来年の参院選に社民党比例区から推薦候補として立候補することをすでに全国大会で決定している甲斐正康・新社会党市民運動委員長(46歳)も大会に顔を見せ、兵庫県本部の党員と決意を共有しあった。
 大会の冒頭、粟原委員長は、「この1年間、統一自治体選挙での厳しい結果を踏まえ、運動と組織を『次世代につなぐ』ことを意識して、岡崎彩子新書記長のもと、党員・機関紙の拡大やそれを支える学習会づくりに取り組んできた。それを続けながら、戦争をさせないための大衆運動、自公政権に終止符を打つ総選挙闘争を闘い抜き、1年後の尼崎市議選や参院選での甲斐正康さんの勝利に結実させよう」と訴えた。
 来賓あいさつは、立憲民主党県連・井坂信彦代表、共産党県委員会・松田隆彦委員長、社民党県連・梶川美佐男代表の3氏から受けた。
 議案提案後、今年は午前中から大会討論が始まり20人の代議員から発言があった。特徴的だったのは機関紙拡大運動の具体的な取り組みが数総支部から報告され、いかに仲間と結びつき、つながるかという点での努力や成果が率直に紹介されたことだ。また、憲法を生かす会などの地域での取り組み、介護保険改悪反対の取り組み、大学誘致を前提とした王子公園の再整備をめぐり「公共を守れ」と3年にわたって続いている市民運動への参加など、大衆運動の報告も行われた。
 選挙闘争については、来年6月の尼崎市議選で都築徳昭議員の後継者として闘う一ノ瀬剛さん(45歳)や、あわはら富夫神戸市議からバトンを受け27年神戸市議選を中央区で挑戦することになった坂井大起さん(34歳)の決意表明もあった。
 午後の討論の冒頭には岡粼ひろみ中央執行委員長のあいさつにつづき、参院選比例区予定候補の甲斐正康さんが、自分の生い立ちも語りながら選挙への決意を披露。「私は根っからの労働者。労働者の代表として闘い抜く」と力を込めた。
 新たに選出された県本部四役は以下の通り。▽委員長=粟原富夫▽副委員長=上野恵司、加納花枝、菊地憲之、鍋島浩一▽書記長=岡粼彩子▽書記次長=戸田恵久、中村伸夫(全員再)(永井俊作さんは副委員長を退任し執行委員に)