近畿の各府県本部から約40人が参加して初めて近畿に入った甲斐正康さんの訴えに耳を傾けた＝６月17日、大阪・国労会館

　新社会党近畿ブロック協議会（議長・山下けいき茨木市議）は、25年の参院選比例区予定候補としてすでに活動を始めている甲斐正康さんと決意を共にし、取り組みを進めていこうと６月17日夜、「甲斐正康さんを励ます近畿ブロック交流集会」を大阪市内で開いた。集会には近畿の各府県本部から約40人が参加し、甲斐さんの決意を直に聞き、甲斐さんへの質問や政策についての要望なども交えて参院選に向けた意見交換を活発に行った。
　山下議長と岡粼ひろみ中央執行委員長のあいさつのあと甲斐さんが発言。生い立ちや政治活動への関わりなど自分のこれまでの歩みと新社会党との出合いなどを自己紹介し、参院選にかける真っ直ぐな思いと決意を率直に述べた。「自分は労働者の中の労働者」と胸を張り、「誰もが幸せに暮らせる社会への変革を」と政治課題や社会変革について熱く語る甲斐さんの人となりに触れ、参加者のなかにはトラック運転手の経験者も何人かいて、20年以上トラックのハンドルを握ってきた甲斐さんへの親近感が深まった。
　交流を通じて見えてきた甲斐さんの運動への情熱、軽快なフットワーク、パワフルな行動力などに参加者の共感と期待感は一段と高まり、参院選への取り組みの決意をしっかり共有し合える集会となった。