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地域ユニオンあちこちあれこれ434
労働相談には様々な取り組み方が…
2024/07/10
労働相談活動は但馬ユニオンにとっては最も重要な取り組み課題である。その目的は、組織強化・拡大だ。組織強化とは組合員の労働者としての意識の向上と人材の育成である。拡大とは相談者をユニオン組合員として獲得し、他職場や地域への影響力を拡大することだ。しかし、現状はその目的が十分達成されていない。
昨年の労働相談の件数は5件であった。1件目は、男性で民間会社に勤務していたが、「同僚や上司に暴言を吐いたため自宅待機命令が出された」というものであった(その後、退職)。2件目は、民間の全国チェーンを展開する洋品店に勤務の女性。結局、上司が謝罪したが、パワハラ問題での相談だった。3件目は、女性で不当な解雇を受けた件。相談者が淡路在住だったのであかし地域ユニオンにお願いした。4件目は、男性で職場でのパワハラの相談。これまで1回目の団体交渉をし、現在も交渉は継続中。この他、新社会党兵庫県本部にユニオンの活動を知りたいと匿名でメールがあった。
以上のように、但馬ユニオンは労働相談が毎年少ないのが現状である。これには様々な要因が考えられるが、その一つは宣伝活動の不足だ。その上に、労働相談に対応できる組合員が少ないことである。そうした状況が、相談活動への積極性を欠き、活動の停滞の要因になっていると考えられる。
従って、組織強化の点では、ビラ作りや配布行動に一人でも多くの組合員に関わってもらい、その中から、働く者の目標を持ってがんばれる仲間をつくる努力をしている。
労働相談の取り組みに、「絶対、この取り組みでないとダメ」とかはないと思う。取り組み方は力量などの条件を考慮して取り組んでいけばいいと思う。
但馬ユニオンは知らない職場を訪問する力量はないが、「電話」の前でただ〝鳴る〞のを待っているのではなく、集まって意見交換や学習会もしてきた。また、但馬地区内の4ヶ所で窓口を作って取り組んでもきた。
今後もひょうごユニオンの仲間と一緒になって支援・共闘運動を軸にがんばっていく中で但馬ユニオン総体の力量を高めていきたいと思う。
24年度の但馬ユニオンの運動方針にも掲げた。
岡田一雄(但馬ユニオン書記長)
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昨年の労働相談の件数は5件であった。1件目は、男性で民間会社に勤務していたが、「同僚や上司に暴言を吐いたため自宅待機命令が出された」というものであった(その後、退職)。2件目は、民間の全国チェーンを展開する洋品店に勤務の女性。結局、上司が謝罪したが、パワハラ問題での相談だった。3件目は、女性で不当な解雇を受けた件。相談者が淡路在住だったのであかし地域ユニオンにお願いした。4件目は、男性で職場でのパワハラの相談。これまで1回目の団体交渉をし、現在も交渉は継続中。この他、新社会党兵庫県本部にユニオンの活動を知りたいと匿名でメールがあった。
以上のように、但馬ユニオンは労働相談が毎年少ないのが現状である。これには様々な要因が考えられるが、その一つは宣伝活動の不足だ。その上に、労働相談に対応できる組合員が少ないことである。そうした状況が、相談活動への積極性を欠き、活動の停滞の要因になっていると考えられる。
従って、組織強化の点では、ビラ作りや配布行動に一人でも多くの組合員に関わってもらい、その中から、働く者の目標を持ってがんばれる仲間をつくる努力をしている。
労働相談の取り組みに、「絶対、この取り組みでないとダメ」とかはないと思う。取り組み方は力量などの条件を考慮して取り組んでいけばいいと思う。
但馬ユニオンは知らない職場を訪問する力量はないが、「電話」の前でただ〝鳴る〞のを待っているのではなく、集まって意見交換や学習会もしてきた。また、但馬地区内の4ヶ所で窓口を作って取り組んでもきた。
今後もひょうごユニオンの仲間と一緒になって支援・共闘運動を軸にがんばっていく中で但馬ユニオン総体の力量を高めていきたいと思う。
24年度の但馬ユニオンの運動方針にも掲げた。