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ガザ即時停戦をアピール
フォーラム平和・ひょうご街宣を継続

2024/05/28
JR元町駅前で毎月第2、第4火曜日に行動を続けるフォーラム平和ひょうごのスタンディング=5月28日

 イスラエルによるガザのジェノサイドが止まらない―。昨年10月以降、イスラエルのガザ攻撃は止むことなく、市民・子どもを含む多くの犠牲者を生み出してきた。すでにガザでは3万5千人を超える人が死亡し、そのうち72%以上が女性と子どもたちと推計されている。また、他に瓦礫の下に推定1万人が埋まっているとの報道もある。
 これまで停戦交渉は暗礁に乗り上げ、イスラエル軍は5月7日、自ら避難地域と指定したラファへの地上作戦を開始した。5月末には連日のラファ空爆で多数の避難民が殺され、人道状況がさらに悪化している。
 こうした状況に対し、世界中でイスラエルに対する抗議デモが起き、アメリカやヨーロッパでは学生たちが大きな声を上げている。その声に押されて、バイデン米大統領は「イスラエルがラファを攻撃するのなら、イスラエルに武器を提供しない」と述べざるをえなくなった。
 国連総会( 1 9 3 か国)は、パレスチナの国連正式加盟を支持し、安全保障理事会に再検討を求める決議を5月10日、143カ国の賛成で可決した。また、国連の最高司法機関である国際司法裁判所(ICJ)は5月24日、ラファでの軍事作戦の即時停止をイスラエルに命じた。
 日本でも各地で抗議行動が行われているが、兵庫では「フォーラム平和・人権・環境・ひょうご」が「パレスチナに平和を!元町駅前行動」として、昨年の11月以降、一時中断した時期はあったが、毎月第2、4火曜日に行動を続けてきた。
 5月28日もいつもようにマイクリレーで「イスラエルはジェノサイドをやめろ」「即時停戦を」などと訴えた。
 6月は11 日と25日に同場所で行動が予定されている。時間は18時〜19時の1時間
(中村)