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コロナ禍の中安倍政権の改悪・悪巧みを糾弾 熟年者ユニオンがサンドイッチマンデモを実施

2020/06/16
コロナウイルスの影響で2ヵ月ぶりとなったデモは通行人の注目を集めた=5月21日、神戸市中央区

 その時々の政治課題などについて、ひとりひとりが体の前後にプラカードを着けてアピールする「サンドイッチマンデモ」を毎月、取り組んでいる熟年者ユニオン(山崎貢会長)は、第179回サンドイッチマンデモを5月21日、神戸の三宮センター街で行った。
 4月は新型コロナウイルスの影響で中止を余儀なくされたので2か月ぶりのデモとなった。
 デモに先立ちセンター街東入り口でスタンディング。チラシを配布し、コロナで苦しむ人々への生活支援が遅すぎるうえにその規模もきわめて不十分な政府のコロナ対策を批判した。さらに、黒川東京高検検事長(当時)がこの日、自らの賭けマージャンを認めて辞意を表明するという不祥事とあわせ、この人物を従来の法解釈を変更してまで定年延長させたことの後づけのために、緊急事態宣言のなかでも、三権分立を揺るがす検察庁法「改正」案を火事場泥棒的に強行成立させようとして人々の大きな怒りを買った政府の愚行に対する怒りのアピールが加わった。
 デモは、一定の「ソーシャルディスタンス」を取りながら実施。「緊急事態宣言を政治利用するな」「緊急事態条項を憲法に加えるな」などのコールを商店街に響かせた。