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「戦争準備ストップ 武力で平和はつくれない!」
社民党と新社会党が共同アピール
5・3に両党が合同街頭宣伝行動

2024/05/03
【写真説明】「兵庫憲法集会」の前段に三宮センター街東口で街宣行動を終えたあとで=5月3日

 社民党と新社会党は昨年に引き続き5月3日の憲法記念日にあたり、共同アピール「戦争準備ストップ 武力で平和はつくれない!」を発表、3日の東京・有明防災公園で3万2千人が参加した憲法大集会の最寄り駅前で岡粼宏美新社会党委員長もマイクを握り社民党との共同街頭宣伝行動を行った。
 アピールは、岸田政権の「戦争する国」への暴走を批判し、「『抑止力』の名の下で進む不毛な防衛費増大・軍拡競争に反対し、戦争への道を断固として拒否します。私たちは平和憲法の下、いのちとくらしが最優先される社会をめざします」などと謳っている。
 兵庫でも、隔月で行っている両党合同の街頭宣伝行動を5月は憲法記念日の3日の昼前、三宮センター街東口で行った。行動では、両党の共同アピールを掲載したチラシを配布しながら、梶川美佐男・社民党県連代表( 宝塚市議)と粟原富夫・新社会党県本部委員長(神戸市議)らがマイクで市民に訴えた。
 粟原委員長は、「憲法の3つの柱である国民主権、基本的人権の尊重、平和主義が、岸田政権の下でそれぞれ重大な危機を迎えている。ただ憲法を守るという視点でなく、憲法条項を積極的に活かすことが必要で、その行為が主権者としての自覚を高める」と訴えた。
 このほか、大島淡紅子社民党県連副代表(宝塚市議)や岡粼彩子新社会党県本部書記長もマイクを握って訴えた。
(岡上)