新社会兵庫ナウ

おんなの目(2024年4月10日号)
女性支援法で交流会

2024/04/10
 「県本部女性党員・党友交流会」を4月29日( 祝・月)13時から婦人会館で開催します。
 メインは「困難をかかえる女性支援法」についてです。
 この4 月に施行なのに、成立していることすら知らなかった私。でも、今からでも遅くなんかない。継続して取り組みたい課題だと思っています。
 暮らしのなかで、人生のなかで、「この困り事をどこに相談したらいいかわからない」「自分で解決するしかない」と思わされている女性がいかに多いか。また、私たち自身もそんな局面に直面したことがあるのではないでしょうか。
 就職氷河期世代の困難、生活が成り立たない年金額で暮らす高齢者の困難、外国にルーツを持つ人の困難、疾病を罹患した当事者や家族の困難等々。
 「何も女性に限られたことではない」という声も聞こえてきそうですが、例えば非正規労働者の圧倒的多数が女性であるのは確かで、やはり社会の構造や歴史から女性差別があり、貧困を含めた困難に見舞われているのは事実だと私は感じています。
 新法施行にともなって地方行政の行動計画がとても重要になりますが 議会の中でさえ女性軽視が否めないのも悔しい事実です。
 「女性党員・党友交流会」の前半では、兵庫県の行動計画を加納花枝副委員長から、芦屋市については山口みさえ市議から、また他市についても、日常活動の中での思いを含めてコンパクトにまとめた発言をいただく予定です。「調べておくね!たくさん話したいけどがんばってまとめます! 」との心強いお返事。乞うご期待です。
 お招きする福田紀子さんは『週刊新社会』のフェミトークに20回以上の連載をしてくださった方です。新法についてファシリテーター的にお話をいただけます。
 集まって、話し合って、考え合って、みんなで次の一歩につなげたいです。集会に参加して終わりでなく、後日、県の施策の詳細を聞きに出かけたり、自分ができることは何なのか背伸びしすぎずに継続して取り組めたらと思います。
 とは言え!集会の後半は、参加者の皆さんの近況、職場や地域でぶつかっていることなどを出していただき、大いに交流したいです。コロナ流行に阻まれて集まることが難しくされてきましたから。
 欠席の仲間もぜひメールやハガキで近況や思いをお寄せくださいね。
 みんなで作る集会にしたいです。
 男性党員の参加も大歓迎。ただし主役は女性の仲間たちとなりますので、そこはご理解を。
 たくさんの仲間の参加をお待ちしています!
森正美(兵庫県本部女性委員会)