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即時停戦を!ガザに平和と自由を!
10回を数えたスタンディング
フォーラム平和・人権・環境・ひょうご

2024/03/12
ガザ地区での戦闘の即時停戦をアピールするスタンディングは10回目を数えた=3月12日、JR元町駅前

 イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が始まって5カ月が過ぎたが、イスラエルによるガザ地区のジェノサイドが止まらない。死者はすでに3万1千人を超え、約半数は子どもだ。辛うじて命は保てていても、支援物資がイスラエル側の攻撃などによって十分に届かず、深刻な食料不足でガザ地区の人々は飢餓状態に置かれ、子どもの餓死まで出ているなど人道危機は極限に至っている。
 こうしたイスラエルのガザ地区への攻撃の即時停止を訴えて、労働組合や市民団体などでつくる「フォーラム平和・人権・環境・ひょうご」が昨年の11月7日から毎週火曜日に行ってきたJR元町駅前でのスタンディング行動は、1月は中断したが、2月13日から隔週火曜日の行動として再開され、3月12 日で10回目を迎えた。
 イスラム教にとっては神聖なラマダン( 断食月)が前日から始まったにもかかわらず停戦協議は実らず、イスラエルの攻撃はこの日も続いた。
 スタンディングではマイクリレーで、イスラエルのジェノサイドを糾弾するほか、日本政府に対し、イスラエルを支援するアメリカに与することなく、日本国憲法の理念にもとづいて自主的な平和外交による積極的な停戦の働きかけを求めるアピールも行われた。高校生らの合流もあった。