【写真説明】集会には110人が参加し主催団体や参加政党からアピールが続いた＝２月12日、西宮市

　西宮では昨年暮れの「市民と野党の平和行動」に続き、「もう黙ってられへん！みんなで行動」をスローガンに、２月12日、阪急西宮ガーデンズ前の公園で集会を開き、昨年暮れを上回る約１１０人が参加した。ＺＥＮＫＯ兵庫、西宮ピースネット、９条改憲ＮＯ！西宮芦屋市民アクションの３団体が呼びかけた。
　「裏金問題徹底究明」、「ウクライナ、ガザの戦争即時停止」、「大軍拡・万博・ＩＲやめて被災地に税金回せ」などのメッセージボードやのぼりを持参した参加者が多くみられる中で、集会では主催３団体からのあいさつをはじめ、市民派議員、共産党、新社会党からのあいさつがあり、高校生からの平和のメッセージも紹介された。
　また、参加者や市民に対し、今も不自由な避難生活を余儀なくされている能登半島地震の被災者への義援金カンパの要請も行われた。
　集会後は、「裏金だらけの政治は要らん」「軍事費８兆円誰のため」「世界のみんなと戦争止めよう」などとシュプレヒコールを上げながら阪急・西宮北口駅周辺を回るパレードを行った。
　国会では連日「裏金問題」などで自民党追及の論戦が行われているが、多くの人がもどかしさを感じているはず。政権を追い詰めるには国会外でもデモなどの抗議行動が盛り上がることが大きな力になる。地域からの市民と野党の共同行動の発展をめざし、継続して取り組む決意を強めた。