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今年こそ政治変革の年に
「新春のつどい」で決意固め
新社会党兵庫県本部

2024/01/20
【写真説明】 4年ぶりの飲食を伴う「新春のつどい」には来賓を含めて90人が参加して参加して交歓した=1月20日、神戸市中央区
 
 新社会党兵庫県本部は1月20日、兵庫県民会館で「2024年新春のつどい(旗開き)」を開いた。飲食を伴う旗開きは4年ぶりで、来賓もあわせて90人が参加した。
 初めに能登半島地震の犠牲者を悼んで黙とうをした後、粟原富夫県本部委員長があいさつ。能登出身の粟原委員長は郷里の状況を報告するとともに、地震は社会の矛盾を表面化させるとして、東日本では中間都市の疲弊が見え、能登では高齢化過疎地の課題を表面化させたと指摘。また、29年前の阪神・淡路大震災の教訓が生かされていないとも指摘し、その成立に自らも尽力した被災者生活再建支援法の充実の必要性を訴えた。結びに自民党の裏金問題を許さず、今年こそ政治変革の年にしていこうと訴えた。
 中央本部からは岡粼宏美委員長が出席し、今日の政治状況を変えるために野党共闘の再構築に努めながら25年参院選比例区では22年の時と同じように、党員の候補者を擁立して社民党と共に闘うとの決意を表明した。
 集いでは、政党からは社民党、立憲民主党、共産党、緑の党の代表を来賓として迎え、連帯のスピーチを受けた。さらに、連帯ユニオン、ひょうごユニオン、兵庫労連をはじめ労働組合や友誼団体からのスピーチが続いた。
 スピーチのほか、イ・ギョンソプさんによる歌の演奏や参加者全員での歌、岡粼委員長出題の「新社会党の歴史クイズ」の催しなどもあって会場が盛り上がるなか、最後は「団結がんばろう」で締め括った。
(加納)