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第35回コミュニティ・ユニオン全国交流集会
元気に全国から350人

2023/11/25
【写真説明】兵庫からも24人が参加して交流と連帯を深めた=11月25日、熊本市・熊本城ホール

 「ぎゃんして ぎゃんすっと ぎゃんなったとたい!」(熊本弁で「みんなが団結して行動すれば未来は開ける!」の意)―をスローガンに掲げた「第35回コミュニティ・ユニオン全国交流集会in熊本」が11月25、26日の両日、熊本市内で開かれた。全国から約70ユニオン・団体、約300人が参加して元気の出る集会となった。兵庫からも24人が参加した。
 1日目の全体集会では、外国人労働者・日系労働者の労働条件改善の取り組みや、処遇改善を求めてストライキで闘ったバス運転手の報告など3本の特別報告があった。
 休憩後、(眠気冷まし?としてか)人気キャラの“くまもん”も登場。舞台狭しと動き回るパフォーマンスで会場は興奮のるつぼと化し、参加者は写真撮影で大忙しの状態だった。その後、2本の記念講演があった。
 夜のレセプションでは静々と「山鹿灯籠踊り」が披露され、疲れが癒された。動と静の対比で充実した時間だった。企画面で実に工夫されていたと感じた。
 2日目は、「同一労働同一賃金」「フリーランス」など11の分科会に分かれ、各分野での課題についての討論と交流を深めた。
 集会は2日間だけだったが、3日目は兵庫の仲間と共に熊本城巡りなどを楽しんだ。
 昨年まで4年間、ユニオンあしやの組合員として共に闘い、その後佐賀に引っ越した「新浪花」のI君が車を飛ばして熊本まで駆けつけ、再会することができた。時を経て、場所が変わるも労働者の連帯を強く感じた。
 来年の全国交流集会は大阪市で開かれることが確認された。
(大野)