関西生コン事件を描いたドキュメンタリー映画「ここから」の上映会が10月24日、加古川市内で開かれた（写真）。9月6日の尼崎での上映会に続くもので、「労働組合つぶしを許さない兵庫の会」と播磨地区上映会実行委員会の呼びかけで地域ユニオン、自治労、部落解放同盟、政党などから37人が参加した。
　映画は、2018年から始まった、業界・警察・検察が一体となって行った連帯ユニオン関西生コン支部への空前の弾圧事件と労働者の抵抗と反撃のたたかいを描くもの。
　上映前、地元のはりまユニオンの横山良介委員長が、「今回の関西生コン支部への逮捕、起訴、拘留の異常で攻撃は、組合つぶしの攻撃そのもの。この映画でそのことを確認し合いたい」とあいさつ。
　上映終了後、関西生コン支部の松村憲一副委員長からは「全国の仲間に支えていただいたお礼は『無罪判決』でお返ししたい」と力強いあいさつがあった。