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今年を闘う年にして仲間を増やす
武庫川ユニオンが第36回定期大会

2023/08/06
【写真説明】2年ぶりの対面での開催となった大会では闘いの報告が相次いだ=8月6日、尼崎市
 
 武庫川ユニオン(飯田政志委員長)は8月6日、第36回定期大会を尼崎市内で開いた。昨年はコロナ感染拡大のため急きょ「書面決議」となったため、2年ぶりの通常開催となった。大会には37人の組合員が参加した。
 冒頭、飯田委員長は顔を合わせての開催の喜びと昨年9月の小西純一郎副委員長の急逝に触れ、組合員のユニオンへの結集の強化を呼びかけた。
 議案提案は塚原久雄書記長が行い、最近の組合つぶしの攻撃や組合の組織化などの動きを紹介しながら、「今年度を闘う1年にして仲間を増やしていこう」と訴えた。
 討論では、サンゼンの組合員が、有休を認めなかった会社がユニオンとの交渉で有給を認めたもののなお露骨な嫌がらせが続いていると報告し、「それでも、私は絶対やめずに闘う」と決意表明。総合体育館で働く組合員も、現場で働く人の過半数を組織してがんばっていることを報告。アマゾン配達員の組合員からは、ギグワーカーをめぐる問題と法整備の必要性が訴えられた。クリエート分会からは新クリーンセンター建設をめぐる雇用問題や市の委託費が安すぎる問題について決意を含めた報告がされた。
 大会終了後は懇親会が行われ、参加者一人ひとりから近況報告があり、サンシン部会の演奏、ビンゴゲームなどで盛り上がった。
(M・I)