↓メインコンテンツへジャンプ
平和・
人権
・
正義
・
環境
menu
CLOSE×
トップ
トピックス
イベント
選挙
新社会兵庫新聞
新社会兵庫ナウ
改憲の動きをウオッチング
ひょうごミュージアム
バックナンバー
その他
購読募集
新社会党について
新社会党とは
入党のご案内
カンパのお願い
アクセス
議員紹介
リンク集
お問い合わせ
過去記事検索カレンダー
トップ
<
トピックス一覧
トピックス
運動の再強化で組織拡大を
ひょうごユニオンが定期総会
2023/06/17
【写真説明】「それでも希望は労働組合だ。組合員の拡大にもっとどん欲に取り組もう」と訴える岡粼進委員長=6月17日、神戸市・中央区文化センター
県内の7つの地域ユニオンなどでつくるひょうごユニオン(岡崎進委員長)は6月17日、第26回定期総会を中央区文化センターで開いた。兵庫の地域労働運動を長きにわたって牽引し、同ユニオンの事務局長も務めていた小西純一郎さんが昨年9月に亡くなるという悲しい事態があったが、その深い悲しみを乗り越えての総会開催となった。
総会の冒頭、岡崎委員長があいさつに立ち、「岸田政権は、国民の窮状に寄り添うことなく、軍備増強、原発活用に大きく舵を切った。『令和版所得倍増』どころか、防衛費や少子化対策の財源を国民に押し付けようとしている。『新しい資本主義』とは自由な労働力移動のこと。解雇の金銭解決などの労働法改悪を許さず、関西地区生コン支部など争議組合との連帯を強め、多くの仲間を労働組合に組織していこう」と呼びかけた。
つづいて、コミュニティ・ユニオン全国ネットワークの岡本哲文事務局長と上原康夫弁護士の2人から来賓あいさつ。
報告・提案された22年度の活動総括・会計報告と23年度の活動方針・予算案などはすべて承認されたが、活動方針では、組合員数の減少傾向に歯止めをかけ役員の世代交代を進めることが喫緊の課題であることが強調されるとともに、関生支部やJAL被解雇者労働組合への支援など県内の運動のセンター的役割としての態勢確立も重要な課題だと確認された。
討論では各地域ユニオンすべてから発言があった。はりまユニオンからは労災認定を求めた裁判闘争の報告と組合員同士がつながる大切さとその取り組みが紹介された。あかし地域ユニオンからは、「労働組合でなければ解決しなかった」交渉事例を示しながら、労働組合の重要性と労働法などの学習の必要性、労働者自身が強くなることの大切さが訴えられた。武庫川ユニオンからは尼崎市の業務委託を受けているゴミ分別職場での賃上げ闘争の報告。神戸ワーカーズユニオンからは神戸電化工業に関わる不当解雇問題など4つの裁判闘争の報告と闘争支援が訴えられた。その他、ユニオンあしや、姫路ユニオン、但馬ユニオンからも発言があった。
役員選出では、岡崎委員長や旭茂雄(ユニオンあしや)、石上敬三(神戸ワーカーズユニオン)両副委員長らの全役員が留任したほか、岡田一雄さん(但馬ユニオン)、岩本義久さん(はりまユニオン)の2人を副委員長に、細川雅弘さん(姫路ユニオン)を事務局長に新たに選出した。(石上)
※アイコンクリックでデータをご覧ください。
データ1
データ2
データ3
データ4
データ5
データ6
▲
page top
県内の7つの地域ユニオンなどでつくるひょうごユニオン(岡崎進委員長)は6月17日、第26回定期総会を中央区文化センターで開いた。兵庫の地域労働運動を長きにわたって牽引し、同ユニオンの事務局長も務めていた小西純一郎さんが昨年9月に亡くなるという悲しい事態があったが、その深い悲しみを乗り越えての総会開催となった。
総会の冒頭、岡崎委員長があいさつに立ち、「岸田政権は、国民の窮状に寄り添うことなく、軍備増強、原発活用に大きく舵を切った。『令和版所得倍増』どころか、防衛費や少子化対策の財源を国民に押し付けようとしている。『新しい資本主義』とは自由な労働力移動のこと。解雇の金銭解決などの労働法改悪を許さず、関西地区生コン支部など争議組合との連帯を強め、多くの仲間を労働組合に組織していこう」と呼びかけた。
つづいて、コミュニティ・ユニオン全国ネットワークの岡本哲文事務局長と上原康夫弁護士の2人から来賓あいさつ。
報告・提案された22年度の活動総括・会計報告と23年度の活動方針・予算案などはすべて承認されたが、活動方針では、組合員数の減少傾向に歯止めをかけ役員の世代交代を進めることが喫緊の課題であることが強調されるとともに、関生支部やJAL被解雇者労働組合への支援など県内の運動のセンター的役割としての態勢確立も重要な課題だと確認された。
討論では各地域ユニオンすべてから発言があった。はりまユニオンからは労災認定を求めた裁判闘争の報告と組合員同士がつながる大切さとその取り組みが紹介された。あかし地域ユニオンからは、「労働組合でなければ解決しなかった」交渉事例を示しながら、労働組合の重要性と労働法などの学習の必要性、労働者自身が強くなることの大切さが訴えられた。武庫川ユニオンからは尼崎市の業務委託を受けているゴミ分別職場での賃上げ闘争の報告。神戸ワーカーズユニオンからは神戸電化工業に関わる不当解雇問題など4つの裁判闘争の報告と闘争支援が訴えられた。その他、ユニオンあしや、姫路ユニオン、但馬ユニオンからも発言があった。
役員選出では、岡崎委員長や旭茂雄(ユニオンあしや)、石上敬三(神戸ワーカーズユニオン)両副委員長らの全役員が留任したほか、岡田一雄さん(但馬ユニオン)、岩本義久さん(はりまユニオン)の2人を副委員長に、細川雅弘さん(姫路ユニオン)を事務局長に新たに選出した。(石上)