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若者のひろば(2023年2月22日号)
「選挙でのSNSの使い方の一考察」
2023/02/22
「選挙でのSNSの使い方の一考察」
統一地方選まであとひと月半を切った。昨年の参院選での岡粼彩子さんに続いて、同じ党青年委員会のさかい大起さんや要コウタさんも議席獲得をめざして頑張っている。支援する身にも力が入る。
選挙を前に、昨年の参院選を振り返り、その中で経験したSNSの使い方について感じたことを述べたい。
私は参院選で岡崎彩子さんが候補者になる、という知らせを受けて「それならば全力で応援したい」と考えて大学の授業の合間や、バイトが休みの日などを使って可能な限り応援をしてきた。
しかし、実際に集会に行く、街頭演説を手伝うとなると非常に時間もかかり(大学が京都にあるのでそこから兵庫に戻るのは非常に難しい)、活動できる日も限られてくるのでどうしようかと考えた結果、大学の友人などにSNSで、私の場合はTwitterで投票の呼びかけを選挙期間中に行ったりもした。実際に岡崎さんに投票してくれて、かつ他の友人にオススメの候補者として紹介してくれていた私の同級生も現れ、投票こそしなかったものの新社会党に対して関心を向けてくれた同年代の若者を複数人確認することができた。そういった点ではSNSでの発信は一定の意義があったように思う。
しかし、これはあくまで私個人にとっては大きな成果ではあるものの、選挙結果を考えると大きな成果とはどうしてもいい難いと思うし、SNSでの発信というのは少なくとも戦況を大きく変えることができる武器にはなり得ないというのが率直な感想だ(とくに国政選挙の場合)。
今回の参院選でも前回、前々回に引き続きネットでの発信を積極的に行っていた候補者は各党に存在していた。岡崎さんと同じように社民党の全国比例区の名簿に搭載されていた候補者の1人は、InstagramやTik tokなども使ってアピールしていた。立憲民主党のとある全国比例候補は、Twitterの「スペース」という機能を駆使して30日連続で様々な著名人や他の議員などとの対談を行うなどの工夫をしていた。他にも各党で様々な候補者がSNS発信を活かして日々の活動やネット集会を行っていたものの、最終的な選挙結果を見る限り、その活動が劇的に票を増やして当選に結びついたという候補者は残念ながら見当たらない。自民党の全国比例区でトップ当選を果たした赤松健氏もSNS発信には積極的だったものの、彼の場合は漫画家として名前を知られていたからという側面が非常に大きいと考えるのが妥当ではないかと考えられる。
SNSを中心としたオンラインでの発信は非常に大事だとは思う。しかし、あの手の発信はどうしても自分たちの身内にしか広がらないし、普段からネットで時事問題などを追っていない人に自分たちの投稿が目に入る可能性は高くない。なので、あくまで「ネットを使って票を取れるようになろう」という姿勢はあまり効率的ではなく、「活動報告や今後の日程の予告をしよう、その上で自分に興味を持ってくれた人が出てきたら嬉しいな」といった程度でよいのだろうと考えた。
(梅垣 知隼)
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統一地方選まであとひと月半を切った。昨年の参院選での岡粼彩子さんに続いて、同じ党青年委員会のさかい大起さんや要コウタさんも議席獲得をめざして頑張っている。支援する身にも力が入る。
選挙を前に、昨年の参院選を振り返り、その中で経験したSNSの使い方について感じたことを述べたい。
私は参院選で岡崎彩子さんが候補者になる、という知らせを受けて「それならば全力で応援したい」と考えて大学の授業の合間や、バイトが休みの日などを使って可能な限り応援をしてきた。
しかし、実際に集会に行く、街頭演説を手伝うとなると非常に時間もかかり(大学が京都にあるのでそこから兵庫に戻るのは非常に難しい)、活動できる日も限られてくるのでどうしようかと考えた結果、大学の友人などにSNSで、私の場合はTwitterで投票の呼びかけを選挙期間中に行ったりもした。実際に岡崎さんに投票してくれて、かつ他の友人にオススメの候補者として紹介してくれていた私の同級生も現れ、投票こそしなかったものの新社会党に対して関心を向けてくれた同年代の若者を複数人確認することができた。そういった点ではSNSでの発信は一定の意義があったように思う。
しかし、これはあくまで私個人にとっては大きな成果ではあるものの、選挙結果を考えると大きな成果とはどうしてもいい難いと思うし、SNSでの発信というのは少なくとも戦況を大きく変えることができる武器にはなり得ないというのが率直な感想だ(とくに国政選挙の場合)。
今回の参院選でも前回、前々回に引き続きネットでの発信を積極的に行っていた候補者は各党に存在していた。岡崎さんと同じように社民党の全国比例区の名簿に搭載されていた候補者の1人は、InstagramやTik tokなども使ってアピールしていた。立憲民主党のとある全国比例候補は、Twitterの「スペース」という機能を駆使して30日連続で様々な著名人や他の議員などとの対談を行うなどの工夫をしていた。他にも各党で様々な候補者がSNS発信を活かして日々の活動やネット集会を行っていたものの、最終的な選挙結果を見る限り、その活動が劇的に票を増やして当選に結びついたという候補者は残念ながら見当たらない。自民党の全国比例区でトップ当選を果たした赤松健氏もSNS発信には積極的だったものの、彼の場合は漫画家として名前を知られていたからという側面が非常に大きいと考えるのが妥当ではないかと考えられる。
SNSを中心としたオンラインでの発信は非常に大事だとは思う。しかし、あの手の発信はどうしても自分たちの身内にしか広がらないし、普段からネットで時事問題などを追っていない人に自分たちの投稿が目に入る可能性は高くない。なので、あくまで「ネットを使って票を取れるようになろう」という姿勢はあまり効率的ではなく、「活動報告や今後の日程の予告をしよう、その上で自分に興味を持ってくれた人が出てきたら嬉しいな」といった程度でよいのだろうと考えた。
(梅垣 知隼)