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斉藤幸平氏が講演 「マルクス主義とエコロジー」
2020社会主義ゼミナールin近畿
2020/01/25
「2020社会主義ゼミナールin近畿」が1月25日、大阪市中央区のドーンセンターで開かれ、約190人が参加した。
17回目となる今回のテーマは「マルクス主義とエコロジー」。講師は新進気鋭の若手マルクス研究者の斎藤幸平さん(大阪市立大学准教授)。斎藤さんは、マルクス学界最高峰といわれるドイッチャー賞を史上最年少で受賞、いま注目の学者ということもあってか、事前の参加申し込みが当初予定した会場だけでは収まりきらず、中継で見る第2会場も用意され、その会場も満席となった。
斉藤さんは、気候危機の深刻化に焦点をあてながら、今は、これからの10年でどのような対策をとるかで人類の未来が大きく変わる“大分岐の時代”だと問題提起。温暖化問題は地球すべてを変えるとの認識から、2100年までに1・5℃以内の上昇に収めるためには2030年に二酸化炭素排出量を半減させ、2050年までに実質ゼロにしなくてはならないと根本的な対策が不可欠と提起。そして、グレタさんの「現在のシステムの中に解決策が見つからないなら、システムそのものを変えるべきなのではないか」という訴えを紹介しながら、マルクス主義の見地からそれを理論的に検証。資本主義の構造そのものの変革として、新しい“21世紀型の社会主義”への変革の必要性とそのための課題を提起した。強調されたのは、上からの政治主義的な変革ではなく、「アソシエーション」の概念による民主主義的な自治による下からの変革だ。
写真:(左)斉藤幸平さん、(右)主催者の予想を超える約190人の参加申し込みがあり当日は第2会場も設けて講演を聴いた=1月25日、大阪ドーンセンター
※アイコンクリックでデータをご覧ください。
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17回目となる今回のテーマは「マルクス主義とエコロジー」。講師は新進気鋭の若手マルクス研究者の斎藤幸平さん(大阪市立大学准教授)。斎藤さんは、マルクス学界最高峰といわれるドイッチャー賞を史上最年少で受賞、いま注目の学者ということもあってか、事前の参加申し込みが当初予定した会場だけでは収まりきらず、中継で見る第2会場も用意され、その会場も満席となった。
斉藤さんは、気候危機の深刻化に焦点をあてながら、今は、これからの10年でどのような対策をとるかで人類の未来が大きく変わる“大分岐の時代”だと問題提起。温暖化問題は地球すべてを変えるとの認識から、2100年までに1・5℃以内の上昇に収めるためには2030年に二酸化炭素排出量を半減させ、2050年までに実質ゼロにしなくてはならないと根本的な対策が不可欠と提起。そして、グレタさんの「現在のシステムの中に解決策が見つからないなら、システムそのものを変えるべきなのではないか」という訴えを紹介しながら、マルクス主義の見地からそれを理論的に検証。資本主義の構造そのものの変革として、新しい“21世紀型の社会主義”への変革の必要性とそのための課題を提起した。強調されたのは、上からの政治主義的な変革ではなく、「アソシエーション」の概念による民主主義的な自治による下からの変革だ。