新社会兵庫ナウ

地域ユニオンあちこちあれこれ403
2人の先輩からの声かけで再び運動に参加

2022/12/28
 暫く活動を休止していた頃、Oさんより「但馬ユニオンに加盟し、阪神間で応援団として協力してほしい」と声をかけられたのがきっかけでユニオン運動に関わるようになり、阪神間での集会や裁判傍聴などに参加をしてきた。
 そんな時、ひょうごユニオンの岡崎進委員長から「機関誌の編集・発行を1人でやっているので大変や。週2日ぐらいでいいから手伝ってくれないか」と話があり、あまり深く考えずに了承した。そこから但馬ユニオン組合員として、ひょうごユニオン事務所での活動が始まった。
ひょうごユニオン事務所での私の任務は、大きくは以下の3点。
 ①事務作業。なかでも最も重要な労働相談の電話の対応がある。ただ、まだ私には自信を持って労働相談に対応しうる知識が不足している。事務所には「働く人の相談室」の相談員、「労働安全センター」の事務局の方がいるので、労働相談の電話に出たときは助言をしてもらい対応をしている状況で、1日も早くひとり立ちしていきたい。
 ②月1回発行の機関誌「ひょうごユニオン」の発行を手伝うということで誘われたのだが、原稿の依頼、原稿の打ち込み、作成には、まだまだ十分に係りきれていないのが実情である。
 改善点として、2か月に1度、機関誌編集会議を開催してきていることがあげられる。6人が参加し、「ゆにおん寄席」や「ユニオン映画館」など、原稿依頼をより広く組合員に声かけをするなど少しずつは改善されてきている。発送作業も編集委員の協力のもとで行っている。内容の充実など今後の改善課題もある。
 ③ひょうごユニオンの財政づくりとして、メロンとリンゴの物販があるが、この作業時期はまさにてんてこ舞い。パソコン入力も遅く、注文書、請求書の作成は自分ではできないので県職労の退職者の方に無理を言って作成してもらっている。
 このような中で思うのは、自分1人や2人で作業を抱え込むのでなく、私がユニオン運動に参加してきた時のように、もっと周りの人に積極的に「手伝ってもらえないか」と声をかけて一緒に動ける仲間を増やさないといけないなあということである。
村上佳伴(但馬ユニオン)