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ひょうごミュージアム
ひょうご碑物語62
寅さん記念碑
(神戸市長田区菅原通)
2022/11/23
モニュメントには「男はつらいよ」のロケ風景の写真が焼き込まれている
大震災直後の被災地。今をどう生きるかで精一杯の日々。そんなとき、菅原地区が映画「男はつらいよ」のロケ地に決まったとの知らせが届く。これを機に、みんなが忘れかけていた笑いと生きる勇気を取戻していくことに―。
渥美清主演の「男はつらいよ」シリーズ第48作「寅次郎紅の花」のロケは、震災の年(1995年)の10月に菅原市場などで行われ、その年の年末に公開された。
菅原通は被災地のなかでも最も被害の大きかった地区の一つ。建物は壊滅状態、数十人が犠牲になった。アーケードの菅原商店街や菅原市場は骨組みだけを残して焼け落ちた。その光景は、被災地のシンボリックな場所として報道でもたびたび取り上げられた。
撮影当時の渥美清さんは、がんを患っており、主治医から「出演は不可能」と診断されていたが、相当無理を押して出演したという。
渥美さんは翌96年8月に亡くなり、「紅の花」が遺作となった。ラストシーンの寅次郎のセリフ「苦労したんだなあ。本当に皆さんご苦労さんでした」は、はからずも車寅次郎の、そして渥美清の最後のメッセージとなった。(鍋島)
【メモ】 神戸高速・高速長田駅から南東へ10分。菅原通4丁目の「すがわらすいせん公園」内。
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渥美清主演の「男はつらいよ」シリーズ第48作「寅次郎紅の花」のロケは、震災の年(1995年)の10月に菅原市場などで行われ、その年の年末に公開された。
菅原通は被災地のなかでも最も被害の大きかった地区の一つ。建物は壊滅状態、数十人が犠牲になった。アーケードの菅原商店街や菅原市場は骨組みだけを残して焼け落ちた。その光景は、被災地のシンボリックな場所として報道でもたびたび取り上げられた。
撮影当時の渥美清さんは、がんを患っており、主治医から「出演は不可能」と診断されていたが、相当無理を押して出演したという。
渥美さんは翌96年8月に亡くなり、「紅の花」が遺作となった。ラストシーンの寅次郎のセリフ「苦労したんだなあ。本当に皆さんご苦労さんでした」は、はからずも車寅次郎の、そして渥美清の最後のメッセージとなった。(鍋島)
【メモ】 神戸高速・高速長田駅から南東へ10分。菅原通4丁目の「すがわらすいせん公園」内。