- あさご芸術の森美術館(朝来市)
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播但自動車道・朝来ICで下り国道を北上、道の駅あさごの手前の信号で右に折れて進んで行くと突き当りに「あさご芸術の森美術館」がある。広大な野外彫刻公園と屋内の美術館で構成された新しい芸術空間が創り出されている。朝来市出身の彫刻家で文化勲章を受章した日本近現代美術の先駆者、淀井敏夫(1911年〜2005年)の作品群が屋内外に常設展示されている。多々良木ダムの石積みの堰堤の直下の広大な芝生の野外に彼の彫刻が配置され、ダムから吹き下ろしてくる風の中でその作品群が躍動している。彼の彫刻は溶岩が凝固して形成されたような色とゴツゴツとした質感が特徴的で、削げ落とされたような形態も魅力的。
ここでは各種展覧会やワークショップによる教育普及活動も展開されている。かつてこの園庭で夏の一夜、ダムの風に吹かれ満天の星を仰ぎながらのフォークジャンボリーが開かれていて、この朝来の夏の恒例の催しが楽しみでよく行ったものだが、このイベントもなくなって久しい。
この美術館からの道を上がっていくと多々良木ダムが一周できる。関電の水力発電専用ダムで、東隣りの上部調整池である黒川ダムとの間で揚水発電を行い、最大200万?の発電能力があるという。
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