子午線標識(明石市))
 明石は、この国の時刻の基準となる、東経135度子午線が通る日本標準時の町である。1886(明治19)年に世界の標準時であるイギリスのグリニッジからちょうど135度(=9時間の時差)にある位置上の時刻を日本の標準時として定めたもの。
 その最古の子午線標識(大日本中央標準時子午線通過地識標)が、きくち憲之事務所の東100bの大蔵交番の横にある。標準時子午線の重要性をいち早く認識した明石郡校長会が1910年に立てた。
 日本標準時子午線が通るのは兵庫県、京都府、和歌山県の12市。標識やモニュメントは北の京丹後市網野町から和歌山県加太・友が島までの子午線上に76か所ある。
 このうち、子午線が通る町として教科書に載るのは明石市だけだそうで、東京書籍の中学教科書「新しい社会地理」には「日本の標準時子午線は、兵庫県明石市を通る東経135度で、その上に太陽が位置するとき、全国いっせいに午後0時となります」とある。
 1960年開館の「天文科学館」を起点に子午線上を歩いてみては?
【メモ】明石市天文町2−2。大蔵交番横。山陽電車人丸駅下車、南へ徒歩5分。

写真:東経135度の日本標準時子午線の最古の標識がきくち憲之事務所の東100mの交番横に立つ