洲本市立淡路文化史料館  (洲本市山手)
 史料館は江戸時代のはじめに築かれた洲本城跡内にあり、史料館から背後の三熊山山頂に築かれた国史跡洲本城跡(戦国時代の山城)へは徒歩20分、旧城下町の中心部へは数分で行くことができる。白砂青松の大浜海岸もすぐ近くにある。
 館内には、淡路の自然、文化財、地場産業などをカラーディスプレイで紹介するコーナーのほか、大展示室では淡路の代表的な民俗芸能である淡路人形浄瑠璃の頭や太夫が使う見台、三味線などを復元した舞台を中心に展示。歴史コーナーで注目は、戦国時代以降の羽柴秀吉や石田光成の書状、徳島藩主や洲本城代のゆかりの品々など、城下町ならではの史料類だ。
 ちなみに、背後の洲本城は、侍の時代には戦闘は行われなかったが、1921(大正10)年に労働争議の舞台になって話題となった。300人の労働者が賃下げに抗してストライキを行った洲本貝釦争議で、このうち30人が天守閣に籠城し、攻めあがろうとする警官隊に汚物を浴びせて抵抗した。
★洲本市山手1‐1‐27 電話0799・24・3331。洲本バスセンターから徒歩10分。開館は9時から17時。月曜休館。入館料=一般400円。

写真:江戸時代のはじめに築かれた洲本城跡内にある資料館では淡路の自然や文化財などが紹介されている
2017年2月14日号