神戸海洋博物館 (神戸市中央区波止場町)
 春本番を迎え、メリケンパーク周辺は国内外の観光客が次々訪れ賑わっている。ポートタワーと共にランドマークとなっているのが大海原を疾走する帆船をイメージした白いスペースフレームが特徴の海洋博物館だ。
 千数百年前から朝鮮半島や中国大陸との交易の拠点であった神戸港が、近代港として生まれ変わるのは1868年(慶応3年)で、以降、国際貿易港として発展した。
 博物館のエントランスには、開港時に号砲で祝ったイギリスの軍艦ロドニー号の巨大な模型や古代から近代にいたる船の変遷を壁面いっぱいに描いた陶板製のレリーフが目を引く。1階には、船の仕組みや港の施設と役割をテーマに展示。2階は、天然の良港と言われ、瀬戸内の要衝として栄えた港の歴史を展示。「大輪田泊」や「福原京」をCGによって再現し展示している。
 屋外には船艇の実物を展示している。近くには阪神・淡路大震災で崩れたメリケン波止場の一部を保存した「メモリアルパーク」がある。
★神戸市中央区波止場町2-2 電話078‐327‐8983。JR・阪神元町駅から南へ15分。開館は10時から17時。月曜休館。入館料=一般600円。
2016年4月12日号