- 木の殿堂 (美方郡香美町)
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国道9号の湯村温泉への手前、兎和野高原口交差点を左折して10分で、但馬瀞川平の自然豊かな地に建つ県立「木の殿堂」に着く。
兵庫県で全国植樹祭が開催されるのを契機に、「森と海と太陽」をテーマにして建築家・安藤忠雄氏が設計し、20年ほど前に建築された日本最大級のスギ集成建造物である。直径46mの円筒形で、同心円上に直径22mの吹き抜けがあり、その底部に大きな池を配している。天井の高さが16mの館内に入った途端に、杉の木の香りが心地よく漂い、大きな杉の柱が垂直に高く配置され、梁が複雑に交差して、太陽の光を浴びて成長する森の生命力を表現している。
アップダウンする順路を辿って行くと日本最古の木造民家「箱木家住宅」や世界の木造民家の模型、木製民具などが展示され、木から生まれた様々な文化を紹介する博物館になっている。
工作室ではトールペイント教室や糸鋸を使ってかわいい動物の置物を作る組み木教室などが定期的に開催されている。
ついでに1kmほど先にある樹齢千年の大カツラをシンボルとする癒やしの森「たじま高原植物園」にも寄ってみたい。(嶋谷)2016年1月26日号