ひょうご労働図書館 (神戸市中央区下山手通)
 全国でも珍しい労働分野専門の図書館。県内の労働団体や労働組合の運動史をはじめ、労働関係の出版物、各都道府県の労働運動史などもそろっている。
 15年前に兵庫県立労働経済研究所の廃止に伴い、同研究所の所蔵図書や資料を引き継ぐ形で発足した。以降、労働分野および関連分野に関する図書や資料の収集、閲覧、貸出しなどを行っている。
 前身の労働経済研究所は敗戦間もない1947年7月に設立された。この全国に類を見ない研究所開設のニュースは、新聞・ラジオで全国に報道されたという。発足と同時に、情報誌『兵庫県労働時報』が発刊、現在も『労働研究』として継続されている。
 阪本勝・革新知事の呼びかけで1956年から取り組まれていた兵庫県労働運動史の編纂が5年後の1961年に終了し、戦前編が発行され話題となった。今日までに戦後編として4冊発行されており(昭和30年代まで)、労働史研究の貴重な資料となっている。
★神戸市中央区下山手通6丁目3-28、中央労働センター1階 電話078-078-3896。神戸市営地下鉄県庁前駅から西へ5分。開館は10時から18時。日曜・祝日休館。入館料無料。

写真:兵庫県中央労働センター(写真の建物)の中の1階にひょうご労働図書館はある
2015年12月22日号