赤穂城跡 (赤穂市)
 播州の12月は忠臣蔵とばかり、赤穂城跡に行ってみた。今年も13日の前夜祭と14日の2日間、赤穂義士祭が執り行われる。メインイベントの「忠臣蔵パレード」では、今年は西郷輝彦が大石内蔵助に扮し、討ち入り装束をまとってスケッチの赤穂城大手門からJR播州赤穂駅までの1`余りを行進するそうだ。5万石の浅野家には赤穂城は広大すぎて財政的に苦しくなり、5層天守閣建造計画は見送られ天守台のみが残っている。この天守台に義士祭の1週間前からイルミネーションによる「幻の天守閣」が出現する。10年ほど前から始まった企画で、LED電球による電飾の5層天守閣が夜空に浮かび上がる。さて、今年は何色の天守閣が現れることやら。
 明治以降、民間に払い下げられていた赤穂城だが、国史跡指定を受けてから公有化と都市公園として整備が進められ、門や石垣、本丸庭園などが復元整備されてきている。隅櫓のある大手門から城跡に入ると、大石良雄宅跡長屋門、武家屋敷庭園、 赤穂義士を祀った大石神社などがある。「忠臣蔵」を題材にしたハリウッド映画「ラスト・ナイツ」も現在、全国で公開されている。
(嶋谷)
2015年12月8日号